ランドスケープ概論   Introductory Landscape Architecture

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担当教員
土肥 真人 
使用教室
木7-8(W934)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7717
シラバス更新日
2010年3月31日
講義資料更新日
2010年3月31日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

ランドスケープ・アーキテクチャの空間,歴史,思想,方法などの初歩について講義し,人間と外部空間の複雑で深遠な関係とそれへの制度的,技術的,芸術的な介入の手法について論じる。

講義の目的

ランドスケープの対象とする外部空間である、庭・公園・河川・道路・緑地・広場・海岸などの物理的・形態的性質を、意味、制度、機能、デザイン、エコロジーなどのランドスケープの社会的・理念的性質から読み取り講義する。

講義計画

1 ランドスケープとは:人間と自然の関係の空間的表現
2 日本庭園史
3 西欧庭園史、世界の庭園史
4 西欧の広場史、公園史
5 日本の公園緑地計画史
6 ランドスケープ・デザインの現場
7 ランドスケープとアート
8 ランドスケープに関わる法制度
9 ランドスケープと住民参加
10 ランドスケープの課題 :エコロジカル・デモクラシーについて

教科書・参考書等

・日本造園学会編「ランドスケープ大系1~7」技報堂出版
・M.フランシス、R.T.ヘスター「庭の意味論」鹿島出版会
・Randolph T. Hester “Design for Ecological Democracy” The MIT Press
・齋藤潮、土肥真人「環境と都市のデザイン」学芸出版

関連科目・履修の条件等

設計演習と合わせて履修することを薦めます。

成績評価

レポートの評価による。

担当教員の一言

ランドスケープの理論を理解するための初歩的な講義です。設計演習と合わせて履修することを薦めます。

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