日本建築史   History of Japanese Architecture

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担当教員
山﨑 鯛介 
使用教室
月3-4(M321)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7607
シラバス更新日
2015年10月2日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

古くから木材資源に恵まれた日本列島では、古代国家の形成期に必要とされたモニュメント(宗教建築、支配階級の邸宅)から中世・近世になって登場する多様な施設(城郭などの軍事施設、民家、茶室)に至るまで、あらゆる建築が木造でつくられてきた。そこには構造と一体化した合理的な平面計画、敷地特性や景観をふまえた配置計画、格式を視角的に表現する空間構成や装飾など、木造建築として高度に洗練された表現を見ることができる。授業では、古代から近世までの代表的な日本建築を対象に、その建築的特徴と歴史的変遷の過程について講ずる。

講義の目的

授業では日本の古典建築を題材にその建築的特徴を理解するとともに、それらを生み出した社会背景・諸条件についても学び、建築と社会との関係について思考を深める機会としたい。

講義計画

講義は、時代・建物種別を考慮し、15回に分けて行う。

教科書・参考書等

◎日本建築学会編『日本建築史図集 新訂第三版』(彰国社)
 神代雄一郎『間(ま)—日本建築の意匠—』(鹿島出版会)
 平井聖著・桐敷真次郎訳『対訳・日本人のすまい』(市ヶ谷出版)

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

毎回の授業開始時に行う小テストおよび期末に提出するレポート課題の成績をもとに評価を行う。
授業への出席の実績が特に少ない学生については評価の対象としない。

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