建築に作用する外力の流れや外的要因を概説するとともに,建築の構造やおさまりを全体,細部にわたって説明し,建築物としての建築の全体像を修得させる。
先ず、建築の一般構造、すなわち架構原理と各種構造法、その細部のおさまり等を講述し、次に建築構造物に作用する荷重、外乱と各種設計法及び建築構造物の分類と特色について講述する。
1. 架構原理 (八木)
木構造・工業化工法 ・混構造
構法計画
2. 各種構造法 (横山)
床構法・壁構法・天井構法・屋根構法・基礎構法
構法と性能
3. 建築構造物に作用する荷重・外乱と設計法 (滝口、小河)
積載荷重・繰り返し荷重、地震・風
温度・衝撃荷重、その他特殊な外乱・荷重
許容応力度設計法・限界状態設計法、耐震・耐風設計法
免振・制振
4. 建築構造物の分類と特色 (滝口、小河)
鋼構造・鉄筋コンクリート造
鉄骨コンクリート構造・プレストレスコンクリート造
上記1から4項目を総合的に講述する。細目は受講生の興味と理解力
に応じて、適宜、選択する。
建築構造用教材(日本建築学会)
授業出席及び期末試験による。