建築計画第二   Architectural Planning II

文字サイズ 

担当教員
青木 義次 
使用教室
月5-6(M113)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
7614
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

建築計画学の誕生発展経緯の紹介を通じ,建築計画学の意義と役割を講義する。理解を深めるため,毎回,簡単な演習を行う。建築計画基礎,建築計画第一の取得を前提とする。

講義の目的

建築計画における倫理的問題に重点をおき, 1) 建築計画学の史的経緯, 2) 計画手法, 3) 計画における評価手法について講じるとともに, 演習によって理解を深める。

講義計画

1.建築における失敗例Ⅰ
   当然配慮すべき点を無視した設計と設計者の責任
 2.建築における失敗例Ⅱ
   合法的である場合は設計者に責任はないか
 3.建築計画学の史的経緯Ⅰ
   オットーワグナー現代建築宣言における近代主義
 4.建築計画学の史的経緯Ⅱ
   日本における設計計画の考え方
 5.建築計画学の史的経緯Ⅲ
   使われ方研究
 6.建築計画学の史的経緯Ⅳ
   α法にみる科学主義
 7.計画手法Ⅰ
   施設配置と利用者行動
 8.計画手法Ⅱ
   重力モデル,空間相関モデル,ロジットモデル
 9.計画手法Ⅲ
   計画の基礎としての人口推定手法
10.計画評価手法Ⅰ
   パースペクティヴと価値判断
11.計画評価手法Ⅱ
   パレート最適性
12.計画評価手法Ⅲ
   評価と状況変革

上記の講義の流れにそった演習を行う。

教科書・参考書等

とくに指定はしないが,講義の細部について再度確認したい学生は,建築計画教科書(彰国社),やさしい火災安全計画(学芸出版社)を参考とするとよい。

関連科目・履修の条件等

建築計画基礎,建築計画第一の履修者を想定して講義をすすめる。

成績評価

演習課題およびレポートを評価して採点する。

このページのトップへ