近代建築史   History of Modern Architecture

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担当教員
藤岡 洋保 
使用教室
木3-4(M011)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7605
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

欧米における近代建築や都市計画について,その背後の思想にも留意しつつ講ずる。講義期間中に課される2回のレポートをもとに評価する。

講義の目的

19世紀、20世紀の欧米の建築や都市計画の歴史を紹介する。 特に形に関して建築家が提案したさまざまなレトリックと社会・思想との関係に焦点をあてて論じる。

講義計画

 1.「近代」という時代
     1.1 啓蒙主義  1.2 都市問題の発生  1.3 国民国家という枠組み
     1.4 情報量の飛躍的増大

    2.建築思想と表現
     2.1 ビルディングタイプの多様化への対応  2.2 「新しさ」という価値
     2.3 伝統  2.4 相対主義的思考  2.5 建築のあり方への関心

    3.都市の形成史
     3.1 新しい都市の提案  3.2 集住の形態

    4.「近代」という時代のパラドックス

教科書・参考書等

日本建築学会編『近代建築史図集・新訂版』(彰国社)

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

レポート2つをもとに評価

担当教員の一言

現在の都市や建築についての問題意識を持ち、独自の意見を論理的に展開できる学生を高く評価します。

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