建築設計製図の第一段階として,木造および鉄筋コンクリート造建築の設計図を作成することによって,建築の基礎的な表現法を多面的に学ぶとともに,図面を通した建築空間の把握力を養う。それを基本として,設計者の思想や哲学を建築図面としてまとめる素養を,住宅の設計課題を通して修得せしめる。
1.木造住宅 2.鉄筋コンクリート造住宅 3.近代・現代住宅作品 4.都市部の住宅の設計
建築設計製図の第一段階として、近・現代の著名な住宅作品の複写を通じて建築の表現法を学び、それを基本として建築の設計技術を修得することを目的とする。次の3つの演習課題が与えられる。
1.著名住宅作品の空間構成の把握と図面の複写1
2.小住宅の設計
3.著名住宅作品の空間構成の把握と図面の複写2
4.住宅の設計
適宜、学生の理解を深める見学会、スライド会を行う。
5.その他
適宜、資料を掲示する。
全課題の評価の平均による。
日頃から良い建築作品を訪れたり、図書室などで「建築設計資料集成」丸善、「住宅特集」新建築、「建築文化」「ディテール」彰国社などをよく参照し、建築のしくみやスケールを考えながら設計してほしい。