公共経済学   Public Economics

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担当教員
福田 大輔  山内 弘隆  根本 敏則  味水 佑毅 
使用教室
金1-2(M111)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7532
シラバス更新日
2014年3月31日
講義資料更新日
2014年6月12日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

1. 費用や価格等のミクロ経済理論,2. プロジェクトの経済評価手法,3. 公共事業のマクロ経済効果分析,4. 公共サービスの特徴とその財源・料金制度,5. ロジスティクスの進展やPFIへの取り組み等,社会資本整備を取り巻く経済学的な基本的考え方を習得する.

講義の目的

1. 費用や価格等のミクロ経済理論,2. プロジェクトの経済評価手法,3. 公共事業のマクロ経済効果分析,4. 公共サービスの特徴とその財源・料金制度,5. ロジスティクスの進展やPFIへの取り組み等,社会資本整備を取り巻く経済学的な基本的考え方を習得する.

講義計画

1. 土木事業・公共事業・公共投資の評価における経済分析の役割
2. 消費者行動理論の基礎
3. 生産者行動理論の基礎
4. 市場の理論
5. 市場の失敗とその是正
6. 公共事業のミクロ経済学的評価:費用・便益分析
7. 公共投資のマクロ経済への影響
8. 中間試験
9. 交通サービスの特徴と規制の実際
10. 交通サービスの整備財源とその評価
11. 交通サービスにおける運賃政策の理論と評価
12. わが国における民間資金活用の経緯と展望
13. 電気事業改革と今後のエネルギー政策のあり方
14. 道路課金の目的と課題
15. 我が国の総合物流施策について

教科書・参考書等

基本的に講義時に配布するが,事前にWEBに掲載して各自で印刷・持参することを指示する場合もある.資料は全てOCW-iに掲載予定.
参考書は以下のとおり.
・竹内健蔵(2008)交通経済学入門,有斐閣ブックス.
・山内弘隆・竹内健蔵 (2002) 交通経済学,有斐閣アルマ.
・八田達夫(2009) ミクロ経済学I・II,東洋経済新報社.
・藤井聡(2010) 公共事業が日本を救う,文春新書.
・西村和雄(2006)ミクロ経済学,東洋経済新報社.
・クルーグマン・ウェルス(2009)クルーグマンマクロ経済学,東洋経済新報社.

関連科目・履修の条件等

「土木計画の理論と数理」の単位を取得していることが望ましい.また,「交通システム工学」の講義も並行して履修することが望ましい.

成績評価

中間試験(35%),期末試験(40%),レポート課題・小テスト(15%),出席(10%)

担当教員の一言

経済学と土木工学の関連性,及び,土木事業に関連する諸政策を経済学的に分析・評価することの有用性を理解してもらいたい.質問は随時メール(fukuda [at] plan.cv.titech.ac.jp)で受け付ける.

連絡先(メール、電話番号)

福田 大輔 准教授 (緑が丘5号館2階203号室)

オフィスアワー

特に設けていない.質問等で訪問したい人は,事前にメールでアポイントを行うこと(fukuda [at] plan.cv.titech.ac.jp).

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