交通システム工学   Transport Systems Engineering

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担当教員
朝倉 康夫 
使用教室
水1-2(W934)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7521
シラバス更新日
2012年4月5日
講義資料更新日
2012年4月17日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

交通システム分析の枠組みと交通計画のプロセスを理解した上で、数理的な分析手法の代表である交通行動モデル、交通ネットワーク均衡、交通流モデルについて理解する。演習とレポートを通して、これらの方法論が交通現象の記述にどのように適用できるかを考察する。さらに、交通システムマネジメントや需要マネジメントの具体的手法を学び、交通空間の設計とシステム運用等を通して、様々な交通問題の解決に向けどのようにアプローチしていくかについて総合的に理解を深める。

講義の目的

交通混雑、交通事故、沿道および地球環境問題は、現代の世界の諸都市に共通する交通問題である。これらの問題に対処するには交通をシステムとしてとらえ、そのメカニズムを理解した上でハード・ソフトの対策を講じていく必要がある。本講義では交通システムに関わる基礎的事項の理解を深め、交通工学の数理的方法論と交通運用の諸方策を体系的に理解することを目標に、講義及び演習を通して具体的な課題への適用についても創造的に考察できる能力を涵養する。

講義計画

交通システム分析の枠組みと交通計画のプロセスを理解した上で、数理的な分析手法の代表である交通行動モデル、交通ネットワーク均衡、交通流モデルについて理解する。演習とレポートを通して、これらの方法論が交通現象の記述にどのように適用できるかを考察する。さらに、交通システムマネジメントや需要マネジメントの具体的手法を学び、交通空間の設計とシステム運用等を通して、様々な交通問題の解決に向けどのようにアプローチしていくかについて総合的に理解を深める。
第1回 交通問題と交通計画 
第2回 交通システム分析
第3回 交通統計,行動調査
第4回 行動モデルの導出
第5回 行動モデルの推定
第6回 演習・レポート
第7回 ネットワーク均衡モデルの導出
第8回 ネットワーク均衡モデルの計算法
第9回 交通流の特性
第10回 交通流のモデルとシミュレーション
第11回 演習・レポート
第12回 交通システムのマネジメント
第13回 高度交通システム
第14回 交通空間の設計
第15回 交通システム計画の評価

教科書・参考書等

教科書は使用しない.資料を配布する.
参考書は随時講義中に紹介する.

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

宿題とレポート20%、定期試験80%

その他

関連する学習教育目標
D
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(D)

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