工学と環境 I   Engineering and Environment I

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担当教員
竹村 次朗  灘岡 和夫  屋井 鉄雄  神田 学  盛川 仁  室町 泰徳  鼎 信次郎  福田 大輔  吉村 千洋 
使用教室
金3-4(H137)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7536
シラバス更新日
2011年4月11日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

I 高度な技術社会を築いていく上で工学の果たす役割は,今後さらに重要になると考えられるが,全体としての不都合を十分に考えないまま局所的に最適化をしてしまうという従来の科学技術にありがちな性質をこれからの技術者・研究者は十分に理解しておく必要がある。本講義では,工学の中でも全体としての不都合と技術の関係を比較的理解しやすい例として,環境と土木技術の関係に注目し,講述する。
II 1. 河川・沿岸域の環境の管理 2. 道路と環境 3. 都市と環境 4. 防災と環境

講義の目的

高度な技術社会を築いていく上で工学の果たす役割は、今後さらに重要になると考えられるが、全体としての不都合を十分に考えないまま局所的に最適化をしてしまうという従来の科学技術にありがちな性質をこれからの技術者・研究者は十分に理解しておく必要がある。本講義では、工学の中でも全体としての不都合と技術の関係を比較的理解しやすい例として、環境と土木技術の関係に注目し、講述する.

講義計画

1. 土木・環境工学概説 (日下部教授)
2. 閉鎖性水域環境と大規模沿岸開発の影響評価の現状と課題 (灘岡教授)
3. 環境変化と水災害の変化 (鼎准教授)
4.   沿岸浅海生態系の重要性と脆弱性,流域土砂収支と海岸浸食 (灘岡教授)
5. 自動車交通計画の思想と環境 -欧米と日本- (屋井教授)
6. 道・まちづくりへの市民参画と環境配慮 (屋井教授)
7. 都市のエネルギー消費とサステナビリティ (室町准教授)
8. 次世代交通システムと環境 (福田准教授)
9. 上水道の変遷と水資源 (吉村准教授)
10. 下水道の変遷と都市水環境の保全(吉村准教授)
11. 地球温暖化と都市の温暖化、都市気候緩和に貢献する先端技術 (神田准教授)
12. 廃棄物、地盤の汚染と環境 (竹村准教授)
13. 地盤から見た地震災害環境 (盛川准教授)
14. 都市直下地震の脅威 (大町教授)
15. レポート返却

教科書・参考書等

【講義資料】
講義資料は各教員が用意します。配布の方法は以下の2通りです。
1)教員か講義時に配布、
2)講義日の2日前の17:00までに以下のURL、若しくはOCWiにアップロードした資料を学生がダウンロード。
  www.cv.titech.ac.jp/ee1/
必ず、講義前に以下の日程表の講義資料を確認認し、資料がアップされていたら各自で印刷して持参すること。

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

出席30%

レポート70%【概説をのぞく4つのセッション(沿岸・河川,道路,都市,防災)ごとレポート課題を出題し、4つの課題のうち最低3つを選択し提出すること】

その他

関連する学習教育目標
B
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(B)

D
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(D)

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