①費用や価格等のミクロ経済理論,②プロジェクトの経済評価手法,③公共事業のマクロ経済効果分析,④公共サービスの特徴とその財源・料金制度,⑤ロジスティクスの進展やPFIへの取り組み等,社会資本整備を取り巻く経済学的な基本的考え方を習得する.
①費用や価格等のミクロ経済理論,②プロジェクトの経済評価手法,③公共事業のマクロ経済効果分析,④公共サービスの特徴とその財源・料金制度,⑤ロジスティクスの進展やPFIへの取り組み等,社会資本整備を取り巻く経済学的な基本的考え方を習得する.
1. 土木事業・公共事業・公共投資の評価における経済分析の役割
2. 消費者行動理論の基礎
3. 生産者行動理論の基礎
4. 市場の理論
5. 市場の失敗とその是正
6. 公共事業のミクロ経済学的評価:費用・便益分析
7. 公共投資のマクロ経済への影響
8. 中間試験
9. 交通サービスの特徴と規制の実際
10. 交通サービスの整備財源とその評価
11. 交通サービスにおける運賃政策の理論と評価
12. 安全・安心なロジスティクス・ネットワーク
13. アジアにおけるサプライチェーンとインターモーダル輸送
14. インフラストラクチャーの現状と今後の展望
15. PFI事業のコンセプトと概要
16. 期末試験
基本的に講義時に配布するが,事前にWEBに掲載して各自で印刷・持参することを指示する場合もある.
(教科書) 竹内健蔵(2008)交通経済学入門,有斐閣ブックス.
(参) 山内弘隆・竹内健蔵 (2002) 交通経済学,有斐閣アルマ.
(参) 八田達夫(2009) ミクロ経済学I・II,東洋経済新報社.
(参) 西村和雄(1994) 経済数学早わかり,日本評論社.
(参) 西村和雄(2006)ミクロ経済学,東洋経済新報社.
(参)斉藤誠他(2010)「マクロ経済学」,有斐閣.
(参)中野剛志「国力論」,以文社
「土木計画の理論と数理」の単位を取得していることが望ましい.また,「交通計画」の講義も並行して履修することが望ましい.
中間試験(45%),期末試験(45%),出席(10%)
経済学と土木工学の関連性,及び,土木事業に関連する諸政策を経済学的に分析・評価することの有用性を理解してもらいたい.質問は随時メール(fukuda[at]plan.cv.titech.ac.jp)で受け付ける.
関連する学習教育目標
A
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(A)
E
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(E)