コンクリート実験   Laboratory Works in Concrete Materials and Structures

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担当教員
二羽 淳一郎  渡辺 健  松本 浩嗣 
使用教室
金5-8  
単位数
講義:0  演習:0  実験:1
講義コード
7551
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I コンクリート材料およびコンクリート構造について,その力学性能を実験により習得し,配合方法,試験方法を理解する。さらに,様々な材料を用いてコンクリートもしくはモルタル製のミニカヌーを作成する。カヌーの競漕,使用した材料の強度,およびコンセプトに関するプレゼンテーションを総合評価し,グループごとに競う中で,設計から施工までの一連の作業を理解する。
II 1.配合設計 2.コンクリートの破壊,非破壊試験 3.RCはりの曲げ試験 4.ミニカヌーコンペティション
Ⅲ 本実験のミニカヌーコンペティションには台湾の国立中央大学(NCU)からの学生チームが参加する予定です。ミニカヌーコンペティションの際のプレゼンテーションやポスターの製作は英語で行いますので、しっかり準備して下さい。

講義の目的

(1)コンクリート材料およびコンクリート構造について、その力学的性質を実験により習得する。
(2)コンクリートに関する試験装置、試験方法の原理を理解する。
(3)実験により得られた結果をまとめてレポートを作成する方法を習得する。
(4)様々な材料を用いてコンクリートもしくはモルタル製のミニカヌーを作製する。カヌーの競漕、使用した材料の強度、およびコンセプトに関するプレゼンテーションを総合評価し、グループごとに競う中で、設計から施工段階までの一連の作業を理解する。

講義計画

1. ガイダンス
2. 配合計算
3. コンクリートの破壊、非破壊試験
4. ミニカヌー型枠作製
5. 曲げ試験およびせん断試験用RCはりの作製、ミニカヌー作製
6. RCはりの曲げ破壊試験およびせん断破壊試験
7. ミニカヌーコンペティション
8. 結果の講評と評価
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10.
11.
12.
13.
14.
15.

教科書・参考書等

新土木実験指導書コンクリート編 (技報堂出版)

参考書等
土木材料 コンクリート(第2版) (共立出版)
コンクリート材料(朝倉書店)
鉄筋コンクリート工学 (オーム社)
コンクリート構造の基礎(数理工学社)

関連科目・履修の条件等

コンクリート工学、コンクリート構造を履修していることが望ましい。

成績評価

試問、実験への取り組み態度、およびレポート内容で評価する。ただし、出席とレポート提出は単位取得に必須である。配点は以下のとおり。
 課題2(配合),3(破壊非破壊),5(曲げ試験・せん断試験用RCはり作製,ミニカヌー作製),6(曲げ破壊試験およびせん断破壊試験):以上の4課題は,いずれも,試問+取り組み態度:5点、レポート15点の計20点で合計80点。
 課題7(ミニカヌーコンぺティション):試問+取り組み態度:5点、競技:10点、強度:5点の計20点。
 合計100点満点。60点以上を合格とする。

担当教員の一言

各実験の前の「前試問」および実験後の「後試問」をもって質問時間(オフィスアワー)とするが,これ以外でも随時質問に来てよい。

その他

関連する学習教育目標
G
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(G)

I
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(I)

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