土木施設の計画のために必要とする計画理論と数理的方法を体系的に理解させる.
1.計画理論
2.最適化数学
3.PERT・CPM
4.確率・統計の基礎
5.心理学的計画論
6.政治学的計画論
各種土木施設の計画に共通する計画プロセス,調査・予測・評価の方法を体系的に理解させる.特に,社会資本整備の意義および公共事業計画の備えるべき要件から,その計画決定の際の支援としての計量的統計的評価方法を講義すると共に,その意思決定プロセスを理解することを目標としている.
No. タイトル 担当 (コマ数)
1. 土木計画の考え方・社会的選択理論 藤井 (4)
2. 線形計画法,非線形計画法(1) 福田 (4)
3. 非線形計画法(2),PERT・CPM 福田 (2)
4. 費用便益分析,確率統計の基礎 福田 (4)
5. 確率分布,統計量とデータの基準化 福田 (2)
6. データの相関性,統計的推定 福田 (2)
7. 重回帰分析 福田 (4)
8. 統計的検定 福田 (4)
9. 実験計画と分散分析 福田 (2)
10. 公共心理学 藤井 (4)
11. 政治学に基づく行政プロセス論 屋井 (2)
12. 社会学的計画論 藤井 (4)
13. 土木計画のための社会哲学 藤井 (4)
14. 期末試験
以上で,3単位分相当の講義時間を確保している.
藤井 聡:「土木計画学―公共選択の社会科学」,学芸出版社,2008.
石井一郎他:「計画数理―土木計画のための統計解析入門―」,森北出版,2000.
なし
期末試験(80%),レポート課題(20%)
各講義終了直後に教室で質問や相談を受け付けます.
関連する学習教育目標
A
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(A)
D
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(D)