コンクリート構造   Structural Concrete

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担当教員
二羽 淳一郎 
使用教室
火3-4(M111)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7517
シラバス更新日
2009年4月16日
講義資料更新日
2009年4月16日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

 コンクリート橋など,土木構造物の中の鉄筋コンクリート構造物を対象にして,その構成部材の曲げ挙動の基礎を習得していく。また,脆性破壊防止の観点からせん断挙動の基礎についても理解していく。
 1.RC構造の基本条件,2.鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れの発生,3.鉄筋コンクリート部材の曲げ降伏モーメントの計算,4.鉄筋コンクリート部材の曲げ終局モーメントの計算,5.曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート部材の耐荷力,6.相互作用図,7.中間テスト,8.鉄筋コンクリート短柱の耐荷力,9.鉄筋コンクリート長柱の耐荷力,10.鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ,11.鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ幅の算定,12.鉄筋コンクリート部材のせん断ひび割れ,13.鉄筋コンクリート部材のトラス理論,14.鉄筋コンクリート部材の修正トラス理論,15.期末テスト

講義の目的

 コンクリート橋など、土木構造物の中のコンクリート構造物を対象にして、その構成部材の曲げ挙動の基礎を習得する。また、脆性破壊防止の観点から、せん断破壊の基礎についても理解する。具体的目標としては、
1.コンクリート部材の曲げひび割れ発生荷重を算定できる。
2.コンクリート部材の曲げならびに曲げ・軸力作用時の耐荷力を算定できる。
3.コンクリート部材の曲げひび割れ幅の計算手法を理解できる。
4.コンクリート部材のせん断耐荷力を算定できる。

講義計画

1. 鉄筋コンクリート(RC)構造を支配する基礎的条件
2. 曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ発生荷重
3. 曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の降伏荷重
4. 曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の終局荷重
5. 曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート部材の耐荷力
6. 曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート部材の破壊と相互作用図
7. 中間テスト
8. 鉄筋コンクリート短柱の破壊
9. 鉄筋コンクリート長柱の破壊
10. 鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ
11. 鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ幅の算定
12. 鉄筋コンクリート部材のせん断ひび割れ
13. 鉄筋コンクリート部材のトラス理論
14. 鉄筋コンクリート部材の修正トラス理論
15. 期末テスト

教科書・参考書等

参考書等
コンクリート構造の基礎 数理工学社(二羽著)

関連科目・履修の条件等

コンクリート工学の授業と関連が深い。

成績評価

授業出席(10%)、演習(10%)、中間テスト(40%)、および期末テスト(40%)の総合評価。60点以上を合格とする。

担当教員の一言

「曲げ破壊」の範囲で中間テストを行う。講義した内容の理解を深めるため、随時演習を行う。疑問点などがあれば随時面談に応じるので、緑が丘1号館5階の二羽教授室まで来室されたい(内線2584)。メールによる問い合わせは下記まで。
(jniwa(a)cv.titech.ac.jp)

その他

関連する学習教育目標
D
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(D)

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