I 本講義の前半では,工学と環境 Iで学んだ【localな利便性⇔globalな不都合】という問題を,ダム事業を例としてより深く考察する。後半では,他の環境に関わる分野(化学工学,建築学)の事例を通して,上記の問題をより一般的に理解する。
II 1. ダム事業と環境 2.化学工学と環境 3.建築学と環境 4. 課題討議
本講義では、前半で「工学と環境Ⅰ」で土木工学の事例を通して学んだ【localな利便性⇔globalな不都合】というトレード・オフを、建築学、化学工学、ダム事業の事例により、より一般的に理解し、特にダムと環境の関係を掘り下げる。また、後半では、ディベートを取り入れ、より実践的に環境を考える素養を身につける。
1. 化学工学と環境問題 (製造工程編)
2. 化学工学と環境問題 (製品編)
3. 化学工学と地球環境問題
4. 現代の建築がもたらす廃棄物・エネルギー問題
5. ヒートアイランド現象
6. 環境を考えた住宅設計
7. ダムの歴史と役割(1)
8. ダムの歴史と役割(2)
9. ダムの環境影響(1)
10. ダムの環境影響(2)
11. ダムの環境影響(3)
12. 環境影響評価、建設から維持管理の時代へ
13. 課題討議(1)
14. 課題討議(2)
15. 課題討議(3)
初年度は簡易製本を予定、各回数ページのものを用意する予定
特になし
「化学工学」 「建築学」 「ダム」の部分、それぞれレポートを課す。出席を重視する。
出席:一回出席に付き一点
二回の受講レポート:各10点満点
ディベート関連の二回のレポート:30点満点
ディベート評価:最優秀者を60点とし,残りを相対的に配点する
以上の総得点で評価し,100点を超える者は100点で打ち切る.
質問は、授業の前後に受け付ける。
関連する学習教育目標
B
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(B)
D
http://www.cv.titech.ac.jp/class/objective_ug.html#kyouikumokuhyou(D)