交通計画   Transportation Planning

文字サイズ 

担当教員
屋井 鉄雄 
使用教室
水1-2  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7521
シラバス更新日
2006年9月25日
講義資料更新日
2006年9月25日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:-
補足資料

講義概要

Ⅰ  空港,鉄道,道路などの都市間交通計画立案の考え方,都市計画の主な対象である街路空間や公共交通システム等の計画の考え方,これらの歴史的な発展の経緯,計画立案のための調査,分析,需要予測,評価の方法論,さらに総合的な計画や交通管理計画の考え方を理解し修得する。
Ⅱ  1.交通計画の目標, 2.交通計画と交通政策, 3.交通計画の物理的対象,4.交通計画の手続きと手順, 5.調査と分析, 6.将来の予測, 7.計画代替案の比較, 8.交通計画と評価,9.交通計画の事例

講義の目的

【講義のねらい】
空港,鉄道,道路などの都市間交通計画,都市計画の主な対象である街路空間や公共交通システム等の計画,総合交通計画や交通管理計画などの立案に必要となる,計画プロセス,交通調査,需要予測,計画評価の各理論とその技術を体系的に理解させ修得させる.
 具体的には,①交通計画と都市・社会との現在に至る関わりについて概略を説明することができ,②四段階推定法を総括的に理解し,各段階の代表的なモデルの考え方を説明でき,③街路,高速道路,鉄道,航空・空港のネットワーク計画の変遷と今後の論点を説明でき,④交通政策の種類と各々の基本的な役割を理解し説明できるという,4点を講義の目標にしている.

【講義の位置づけ】
創造性育成科目である「インフラストラクチャの計画と設計」(平成16年度創造性育成科目に選定された)を受講した後に,計画理論に関して学生がスパイラルアップするための知識および知恵の修得を目的とする講義である.ここでの知識とは「どのように交通計画は立案されているのか?」,その理論を知ることであり,知恵とは,「どのような計画を立てるべきか?」,「たとえば,東京のような大都市は,わが国の国土は,東アジア諸国との関係は,どのような方向で進むべきか?」,その答えを探求し,各自の考えを持つことである.

講義計画

 講義全体の内容は別途配布する資料「交通計画 講義内容 2005年度」を参照すること
1.講義の全体像と交通計画の概要
2.交通計画の目標設定の考え方(1)
3.交通計画の目標設定の考え方(2)
4.交通政策の理論
5.交通計画のプロセスと制度論
6.交通計画への市民参画
7.交通調査の理論
8.需要予測の理論(1):ランダム効用理論
9.需要予測の理論(2):非集計モデルの推定理論
10.需要予測の体系(1):四段階推定法
11.需要予測の体系(2):四段階推定法
12.交通計画の対象と代替案
13.交通計画の評価の理論(1)
14.交通計画の評価の理論(2)

成績評価

宿題提出10%,レポート30%,期末試験60%

このページのトップへ