土質力学第二   Soil Mechanics II

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担当教員
竹村 次朗 
使用教室
木5-6  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7513
シラバス更新日
2006年2月28日
講義資料更新日
2006年2月28日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I  土質力学第一に引続いて,圧縮特性やせん断特性といった有効応力により支配される土の力学的性質について習得する。
II  1.土の圧縮 2.圧密理論 3.土の破壊規準 4.粘性土のせん断特性 5.砂質土のせん断特性

講義の目的

関連する学習教育目標:
D:土木工学の主要6分野の内,4分野以上を修得し,土木技術者としての知識と応用能力を身に付ける.
<専門科目>
D-1:土木工学における主要4分野以上の専門科目に関する基礎知識を習得する
D-2:それぞれの専門分野における基礎的な課題を解決できる能力を習得する

講義のねらい:
圧縮特性やせん断特性といった有効応力により支配される土の力学的性質について習得する。
具体的には
1) 土の力学的性質を支配する有効応力の原理を理解する。
2) 土の圧密現象の構成を理解し、影響する諸要因を把握する。
3) 土の破壊基準を理解する。
4) 土のせん断特性とそれに影響する諸要因を学ぶ。
5) 土の体積圧縮とせん断を統一する理論の概要を学ぶ。

講義計画

1. イントロ(土の沈下問題、破壊問題、有効応力の原理)
2. 土の圧縮特性
3. 一次元圧密方程式の誘導
4. 圧密方程式の解と諸係数
5. 圧密試験(標準圧密意試験、定ひずみ速度圧密試験)
6. 圧密沈下計算
7. 土の破壊、モール・クーロンの破壊基準
8. せん断試験概説、ダイレイタンシー
9. 排水せん断、非排水せん断
10. 原位置地盤条件の再現と三軸せん断試験
11. 砂質土のせん断特性、粘性土のせん断特性
12. 応力不変量、ひずみの不変量、応力パス
13. 土の限界状態理論
14. 砂地盤の液状化
15. 期末試験

成績評価: 小テスト、宿題(30%)、中間試験(30%)、期末試験(40%)

教科書・参考書等

土質力学 山口 柏樹 著 (技報堂)
土木工学大系8 土質力学 石原 研而、木村 孟 著(彰国社)

関連科目・履修の条件等

「土質力学第一」を履修していることが望ましい。

成績評価

小テスト、宿題(30%)、中間試験(30%)、期末試験(40%)

担当教員の一言

質問は随時メールで受け付けています。また、月曜日の昼休みを質問時間としていますので、気軽に来室してください。

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