- 担当教員
- 荒木 純道
- 使用教室
- 水3-4(S322)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 7169
- シラバス更新日
- 2014年3月26日
- 講義資料更新日
- 2014年8月1日
- アクセス指標
-
- 学期
- 前期 / 推奨学期：7
講義概要
Ⅰ 主として通信伝送工学，波動工学，ディジタル信号処理を学習した電気・情報系の学生を対象とし，無線通信システムの数学的表現，また無線通信特有のフェージングや干渉などの対策技術を習得する．
Ⅱ 無線通信システム，電波伝搬，ディジタル変復調，ダイバーシチ，波形等化器，スペクトル拡散，直交周波数分割多重，アクセス方式．
講義の目的
無線LANなどの無線通信システムを設計するための基礎知識として，電波伝搬，通信方式，干渉回避技術，フェージング対策技術などを学習する．
本講義を履修することによって無線通信システムの構成やその動作原理を理解できるようになる．
講義計画
01. 無線通信システムの概要（IEEE802.11 WLANを例に）
02. 無線通信システムのモデルとフェージング
03. 電波伝搬の統計的性質
04. アナログ直交復調と整合フィルタ
05. 復調方式と誤り率特性
06. 符号間干渉と波形等化器
07. 中間試験
08. フェージングとダイバーシチ
09. 誤り訂正技術
10. スペクトル拡散とRAKE受信
11. 直交周波数分割多重（OFDM）
12. アクセス方式
13. IEEE802.11 WLAN
14. 予備日
教科書・参考書等
［教科書］
松江英明・守倉正博・佐藤明雄・渡辺和二 『高速ワイヤレスアクセス技術』 電子情報通信学会
［参考書等］
A. Goldsmith, ``Wireless Communications,'' Cambridge, 2005.
S. Haykin, ``Communication Systems,'' 4th Eds, Wiley, 2000.
その他補足のための資料を適宜配布する．
関連科目・履修の条件等
応用確率統計，波動工学，通信伝送工学，ディジタル信号処理を履修していることが望ましい．
成績評価
中間試験，および期末試験
担当教員の一言
補足資料の配布などはOCW-iにて行う．
