パワーエレクトロニクス   Power Electronics

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担当教員
赤木 泰文 
使用教室
火5-6(S222)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7131
シラバス更新日
2014年10月1日
講義資料更新日
2014年9月18日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

Ⅰ パワー半導体デバイスのスイッチング作用を利用した電力変換装置とその応用を扱う分野はパワーエレクトロニクスと呼ばれている。本講義では,パワーエレクトロニクスの基礎としての各種電力変換装置の動作原理と応用を講述する。

Ⅱ 各種電力用半導体素子とその特性,ダイオード整流回路,整流回路直流出力の平滑化,三相サイリスタ整流回路, 他励インバータの動作原理,他励インバータの直流送電への応用,直流チョッパ,絶縁形DC-DCコンバータ,インバータの基礎と動作原理,単相PWMインバータ,三相PWMインバータ,パワーエレクトロニクスの応用。

講義の目的

パワー半導体デバイスのスイッチング作用を利用した電力変換装置とその応用を扱う分野はパワーエレクトロニクスと呼ばれている。
本講義では,パワーエレクトロニクスの基礎としての各種電力変換装置の動作原理と応用を講述する。

講義計画

01. パワーエレクトロニクスとは?
02. 各種電力用半導体素子とその特性
03. ダイオード整流回路
04. 整流回路直流出力の平滑化
05. 三相サイリスタ整流回路
06. 他励インバータの動作原理
07. 他励インバータの直流送電への応用
08. 中間試験
09. 直流チョッパ
10. 絶縁形DC-DCコンバータ
11. インバータの基礎と動作原理
12. 単相PWMインバータ
13. 三相PWMインバータ
14. パワーエレクトロニクスの応用

教科書・参考書等

教科書:金東海「パワースイッチング工学[改訂版]--パワーエレクトロニクスの中核理論」 電気学会

関連科目・履修の条件等

電磁気学Ⅰ,電磁気学Ⅱ,線形回路,回路理論,電気機器学などを履修しておくことが望ましい。

成績評価

中間試験および期末試験を行い評価する。 ただし、自筆のノートと教科書、さらに教員が配布したプリントは、試験に持ち込み可。これら以外は持ち込み不可。また,講義時間中に簡単な演習を行うことがあり,その結果も評価に加える。

担当教員の一言

パワーエレクトロニクスは多様な分野で電力を効率よく利用するためのキーテクノロジーであり,エネルギー問題や環境問題への対応が迫られている中で,その重要性がこれまでにも増して高まってきている。
パワーエレクトロニクスの重要性を認識した上で,積極的な態度で講義に臨むことを期待する。

その他

【オフィスアワー】
メール (赤木:akagi@ee.titech.ac.jp) で事前に予定を確認して下さい。

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