Ⅰ 電気電子工学科の学生を対象に,自動制御系の基本概念と取扱い手法(古典制御論)について修得させる.当講義の後に開講される「自動制御a(現代制御論)」と合わせて,定量的制御に関する全般を網羅する.
Ⅱ 制御の概念,フィードバックの役割,制御系の表現,ラプラス変換,伝達関数,基本要素の特性,フィードバック制御系の基本,系の応答の把握,系の特性記述,安定性,過渡特性,フィードバック制御系の特性改善,応用例など.
電気電子工学科の学生を対象に,自動制御系の基本概念と取扱い手法について修得させる.
当講義の後に開講される「自動制御a(現代制御論)」と合わせ,定量的制御に関する全般を網羅する.
01. 制御の概念
02. フィードバックの役割
03. ブロック線図
04. ラプラス変換
05. 伝達関数
06. 基本要素の特性
07. 制御系のモデリング
08. 前半のまとめ
09. フィードバック制御系の基本構成
10. フィードバック制御系の定常特性
11. フィードバック制御系の過渡特性
12. フィードバック制御系の周波数応答
13. フィードバック制御系の安定性
14. フィードバック制御系の特性補償
15. フィードバック制御系の設計の基礎
参考書:中野道雄・美多勉 (1982) 『制御基礎理論-古典から現代まで』 昭晃堂
副読本:示村悦二郎 (1990) 『自動制御とは何か』 コロナ社
線形回路,フーリエ変換及びラプラス変換を履修しておくことが望ましい.
課題・レポート・中間試験・期末試験の合計
制御に関する基本的な考え方と取扱い方を中心に講義する.
興味を持って出席されたい.
koji@ee.titech.ac.jp
高橋(宏) koji@ee.titech.ac.jp に e-mail を入れて下さい.