電力工学 I   Electric Power Engineering I

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担当教員
堀田 栄喜 
使用教室
金7-8(S422)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7140
シラバス更新日
2012年9月26日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

Ⅰ 電磁気学や回路理論を基礎として,大規模電気回路である電力系統における電力伝送方式とその計算手法,電力系統故障時の過渡現象解析,電力系統保護の方法等について学ぶ.

Ⅱ 電力系統の構成と連携,三相交流とYΔ変換,電力伝送特性,無効電力と有効電力,単位法,三相対称座標法,電力潮流計算,故障計算,中性点接地方式など.

講義の目的

三相交流による大容量電力伝送システムである電力系統における電力の伝送と制御,伝送電力の計算手法,電力系統故障時の過渡現象解析方法,電力系統の保護方式等について学ぶ.

講義計画

01. 電力系統のあらまし
02. 電力系統の等価回路
03. 単位法
04. 電力伝送特性,調相
05. 三相対称座標法
06. 系統故障の計算
07. 系統故障の影響
08. 【中間試験】
09. 系統保護
10. 【見学会】
11. 系統安定度
12. 導電現象
13. サージ現象I
14. サージ現象II
15. 開閉現象,まとめ

教科書・参考書等

教科書:林泉「電力系統」昭晃堂
参考書:大久保仁「電力システム工学」オーム社

関連科目・履修の条件等

履修しておくことが望ましい科目:線形回路,回路理論,電気機器学

成績評価

演習と試験による。配点は,演習20点,中間試験40点,期末試験40点。

担当教員の一言

(株)東芝浜川崎工場の見学会を予定しています。電力機器の大きさを体感しましょう。

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