電磁気学I a   Electricity and Magnetism I

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担当教員
小田 俊理 
使用教室
金3-5(S421)  
単位数
講義:2  演習:1  実験:0
講義コード
7116
シラバス更新日
2012年5月13日
講義資料更新日
2012年5月13日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

I クーロンの法則からマクスウェルの方程式に至る電磁気学の基本体系を2つの講義で学ぶが,最初の電磁気学Iでは,このうちベクトル演算から始め,主に静電界の方程式とその解を学ぶ。
II ベクトル演算,クーロンの法則,ガウスの法則,ラプラス・ポアソンの方程式,導体系と静電容量,誘電体,静電エネルギーと力,直流電流。

講義の目的

クーロンの法則からマクスウェルの方程式に至る電磁気学の基本体系を学ぶ。
電磁気学Ⅰでは,このうち,ベクトル演算から始め,静電界の方程式とその解を学ぶ。

講義計画

1. ベクトル演算:スカラとベクトル,発散・回転・勾配,ガウスの定理,ストークスの定理,ヘルムホルツの定理,立体角,ベクトル場の分類
2. クーロンの法則:点電荷に対するクーロンの法則,ガウスの法則,電界・電気力線と等電位面,スカラ源とスカラポテンシャル
3. ポアソンの方程式:分布電荷と巨視的電界,ポアソン方程式の一般解
4. 導体と電界:導体と電界(平行平板,同軸円筒),導体表面の電荷,鏡像法
5. 誘電体を含む系の静電界:自由電荷と分極電荷,分極ベクトル,電界の方程式と物性条件,境界条件,静電界のエネルギー

教科書・参考書等

参考書等
末松安晴 『電磁気学』 共立出版
桂井誠 『基礎電磁気学』 オーム社

関連科目・履修の条件等

【推奨事前履修科目】
線形代数学第一,線形代数学第二,微分積分学第一,微分積分学第二,物理B

【旧課程科目との関連】
電気磁気学,電気磁気学演習

成績評価

演習と試験による。
配点は演習 20点,中間試験 40点,期末試験 40点。

担当教員の一言

電磁気学は必修科目であるばかりでなく,電気系のあらゆる分野の基礎になっているので,ぜひとも,しっかりと身につけていただきたい。

その他

【オフィスアワー】
随時受け付ける。
事前に電話あるいは E-mail (mando@antenna.ee.titech.ac.jp) にて所在を確認すること。

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