通信伝送工学 a   Communication Engineering

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担当教員
阪口 啓 
使用教室
火3-4(S011)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7145
シラバス更新日
2011年10月2日
講義資料更新日
2012年1月31日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

Ⅰ 主としてフーリエ変換およびラプラス変換,応用確率統計を学習した電気・情報系A課程の学生を対象とし,
 通信伝送システムの数学的表現,またその設計の基礎となる情報理論および通信理論を習得させる.

Ⅱ 通信伝送システム,情報源符号化,通信路符号化,線形システム,パルス伝送,変復調.

講義の目的

情報通信のための実際的な変復調などのディジタル伝送技術,および情報の定量化に関する情報理論を理解する.

講義計画

01. 通信システム概論:通信伝送のモデルと具体例
02. 情報理論の基礎1:情報源符号化
03. 情報理論の基礎2:データ圧縮
04. 情報理論の基礎3:通信路容量
05. 情報理論の基礎4:通信路符号化
06. 情報理論の基礎5:誤り訂正符号
07. 中間試験
08. 確率過程:定常過程,線形システム,雑音
09. 基底帯域ディジタル伝送1:パルス伝送,スペクトル
10. 基底帯域ディジタル伝送2:整合フィルタ,最適受信機
11. 基底帯域ディジタル伝送3:雑音による誤り
12. 帯域通過ディジタル伝送1:BPSKの変復調
13. 帯域通過ディジタル伝送2:QPSKの変復調
14. 期末試験

教科書・参考書等

S. Haykin, ``Communication Systems,'' 4th Eds, Wiley, 2000.

関連科目・履修の条件等

推奨事前履修科目:フーリエ変換およびラプラス変換,応用確率統計
      関連科目:微分積分学第一,微分積分学第二,線形代数学第一,線形代数学第二,解析学(電気電子)

成績評価

レポートと試験による.
配点は,レポート20点,中間試験40点,期末試験40点.

担当教員の一言

なお,講義の連絡,補足資料の配付等はOCW-iにて行う.

オフィスアワー

事前に電話あるいは E-mail で所在を確認すれば曜日や時間帯は任意.
阪口 sakaguchi@mobile.ee.titech.ac.jp

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