I クーロンの法則からマクスウェルの方程式に至る電磁気学の基本体系を2つの講義で学ぶが,最初の電磁気学Iでは,このうちベクトル演算から始め,主に静電界の方程式とその解を学ぶ。
II ベクトル演算,クーロンの法則,ガウスの法則,ラプラス・ポアソンの方程式,導体系と静電容量,誘電体,静電エネルギーと力,直流電流。
クーロンの法則からマクスウェルの方程式に至る電磁気学の基本体系を学ぶ。
電磁気学Ⅰでは,このうち,ベクトル演算から始め,静電界の方程式とその解を学ぶ。
1. ベクトル演算:スカラとベクトル,発散・回転・勾配,ガウスの定理,ストークスの定理,ヘルムホルツの定理,立体角,ベクトル場の分類
2. クーロンの法則:点電荷に対するクーロンの法則,ガウスの法則,電界・電気力線と等電位面,スカラ源とスカラポテンシャル
3. ポアソンの方程式:分布電荷と巨視的電界,ポアソン方程式の一般解
4. 導体と電界:導体と電界(平行平板,同軸円筒),導体表面の電荷,鏡像法
5. 誘電体を含む系の静電界:自由電荷と分極電荷,分極ベクトル,電界の方程式と物性条件,境界条件,静電界のエネルギー
教科書
浅田、平野「電磁気学」培風館
【旧課程科目との関連】
電気磁気学,電気磁気学演習
成績は、試験(80%程度、中間:期末=4:6程度)および演習点(20%程度)を総合的に評価。