Ⅰ 計算機のハードウェア,特にプロセッサの機能や設計の考え方を学ぶ。マイクロプロセッサの基本動作と構成を理解し,そのハードウェア記述や命令セットを把握し,使うことが可能となることを達成レベルとして目指す。
Ⅱ 情報システムとLSI設計の概要,数値表現,演算ユニット,機能ユニット,メモリとバス構成,モデルアーキテクチャと基本命令セット,アドレッシング,スタック,レジスタ間命令の制御,メモリレジスタ間命令の制御,パイプライン,割り込み,I/O等の周辺(Peripheral)回路の制御。
計算機のハードウェア,特にプロセッサの機能や設計の考え方を学ぶ.
マイクロプロセッサの基本的な動作と構成を理解し,そのハードウェア記述を把握し,使うことが可能となることを達成レベルとして目指す.
1. 情報システムとLSI設計の概要
2. 演算ユニット(加算回路、乗算回路)
3. 演算ユニット(シフト回路)、数値表現(負数の表現)
4.演算ユニット(算術演算(ALU)回路)(1)
5.演算ユニット(算術演算(ALU)回路)(2),フラグ
6.機能ユニット(カウンタ, マルチプレクサ,トライステートバッファ)
7.中間試験
8.メモリとバス構成
9.モデルアーキテクチャと基本命令セット(1)
10.モデルアーキテクチャと基本命令セット(2)
11. アドレッシング,スタック
12. レジスタ間命令の制御
13. メモリレジスタ間命令の制御
14. パイプライン
15. I/O等の周辺(Peripheral)回路の制御
教科書:福本聡・岩崎一彦 (2005)『コンピュータアーキテクチャ』 昭晃堂
参考書:デイビッド,A.パターソン・ジョン,L.ヘネシー (2005)
『コンピュータの構成と設計』(第3版(上,下))(成田光彰訳) 日経BP
授業中にプリントを配布することがある.
関連科目:集積回路設計,アルゴリズムとプログラミング, ディジタル電子回路を合わせて履修することが望ましい。
配点は,中間試験40点,期末試験40点,レポートや出席点等20点.
より高度なシステムを実現するための基礎を学んでほしい.
E-mail:matsu@ssc.pe.titech.ac.jp, 内線:2508
随時歓迎する.電話もしくはメールで予約をとって訪問すること.