コンピュータアーキテクチャ   Computer Architecture

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担当教員
中本 高道 
使用教室
金1-2(S222)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7112
シラバス更新日
2010年9月20日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

Ⅰ 計算機のハードウェア,特にプロセッサの機能や設計の考え方を学ぶ。マイクロプロセッサの基本動作と構成を理解し,そのハードウェア記述や命令セットを把握し,使うことが可能となることを達成レベルとして目指す。

Ⅱ 情報システムとLSI設計の概要,数値表現,演算ユニット,機能ユニット,メモリとバス構成,モデルアーキテクチャと基本命令セット,アドレッシング,スタック,レジスタ間命令の制御,メモリレジスタ間命令の制御,パイプライン,割り込み,I/O等の周辺(Peripheral)回路の制御。

講義の目的

計算機のハードウェア,特にプロセッサの機能や設計の考え方を学ぶ。
マイクロプロセッサの基本的な動作と構成を理解し,そのハードウェア記述を把握し,使うことが可能となることを達成レベルとして目指す。

講義計画

01. 情報システムとLSI設計の概要
02. 演算ユニット
   加算回路
   乗算回路
   シフト回路
   数値表現(負数の表現)
   算術演算(ALU)回路,フラグ

03. 機能ユニット
   カウンタ
   マルチプレクサ
   トライステートバッファ

04. メモリとバス構成
05. モデルアーキテクチャと基本命令セット
06. アドレッシング,スタック
07. レジスタ間命令の制御
08. メモリレジスタ間命令の制御
09. パイプライン
10. I/O等の周辺(Peripheral)回路の制御

教科書・参考書等

教科書:福本聡・岩崎一彦 (2005) 『コンピュータアーキテクチャ』 昭晃堂
参考書:デイビッド,A.パターソン・ジョン,L.ヘネシー (2005)
      『コンピュータの構成と設計』 (第3版(上,下)) (成田光彰訳) 日経BP

授業中にプリントを配布することがある。

関連科目・履修の条件等

関連科目:集積回路設計,アルゴリズムとプログラミング, ディジタル電子回路

成績評価

配点は,中間試験40点,期末試験40点,レポートや出席点等20点。

担当教員の一言

より高度なシステムを実現するための基礎を学んでほしい。

その他

【オフィスアワー】
随時。
電話もしくはメール (nakamoto@mn.ee.titech.ac.jp) で予約をとって訪問すること。

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