応用確率統計 a   Applied Probability and Statistical Theory

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担当教員
荒木 純道 
使用教室
木1-3(S631)  
単位数
講義:2  演習:1  実験:0
講義コード
7109
シラバス更新日
2010年10月4日
講義資料更新日
2011年2月23日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

Ⅰ 電気電子情報通信工学に関係する諸分野における確率統計的な解析および設計手法を習得させる.
   特に信号およびシステムに対する確率統計的把握は情報通信工学に欠かせないものであるので,確率分布や関連するパラメータ推定法,さらにデータ処理における統計的検定推論の手法を広汎に活用できる力を身につけさせる.

Ⅱ 確率統計とは,確率統計の基礎,条件付き確率とベイズの定理,確率分布とモーメント,統計量とその応用,統計的検定,最尤推定,区間推定,確率過程の基礎,定常過程,一般調和解析,情報量と確率分布.

講義の目的

電気電子情報通信工学に関係する諸分野における確率統計的な解析および設計手法を習得させる.
特に信号およびシステムに対する確率統計的把握は情報通信工学に欠かせないものであるので,確率分布や関連するパラメータ推定法,さらにデータ処理における統計的検定推論の手法を広汎に活用できる力を身につけさせる.

講義計画

01. 確率統計とは
02. 確率統計の基礎
03. 条件付き確率とベイズの定理
04. 確率分布とモーメント
05. 統計量とその応用
06. 統計的検定
07. 最尤推定
08. 確率過程の基礎
09. 定常過程
10. 一般調和解析
11. 情報量と確率分布

教科書・参考書等

教科書:渡辺澄夫・村田昇 『確率と統計-情報学への架橋-』 コロナ社
参考書:小倉久直 『物理・工学のための確率過程論』 コロナ社

関連科目・履修の条件等

関連科目:微分積分学第一,微分積分学第二,線形回路,ディジタル信号処理,通信伝送工学,制御工学

成績評価

演習と試験による.
配点は,演習20点,中間試験40点,期末試験40点.

担当教員の一言

確率統計的に物事を捉えることは,特に工学の分野ではとても重要であるので,具体的な事例を手がかりにその意味を十分理解してもらいたい.

連絡先(メール、電話番号)

araki@mobile.ee.titech.ac.jp

オフィスアワー

ウィークデイの9時から18時
教員室に来るか,もしくはメールでQ&Aを行いたいと思います.

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