ディジタル信号処理   Degital signal Processing

文字サイズ 

担当教員
山口 雅浩 
使用教室
金3-4(S222)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7151
シラバス更新日
2009年10月9日
講義資料更新日
2010年1月12日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

Ⅰ 音声や画像,各種のセンサ信号などをディジタルデータとして処理するシステムを理解し,設計を行うために必要となる理論と信号処理システムの基本的な考え方を習得する。

Ⅱ ディジタル信号処理とは,線形時不変システム,たたみ込み演算,フーリエ変換の信号処理への応用,標本化定理,離散時間信号と離散時間システム,z変換,周波数特性,DFT,FFT,ディジタルフィルタ(FIR, IIR),ディジタル信号処理の応用。

講義の目的

音声や画像,各種のセンサ信号などをディジタルデータとして処理するシステムを理解し,設計を行うために必要となる理論と信号処理システムの基本的な考え方を習得する。

講義計画

01. ディジタル信号処理とは/システムとは
02. 線形時不変システム/たたみ込み演算
03. 連続時間信号のフーリエ解析
04. ラプラス変換/連続時間システムの伝達関数
05. 信号の標本化/標本化定理
06. 離散時間信号/離散時間システム
07. 中間試験
08. インパルス応答と差分方程式/周波数特性
09. 離散フーリエ変換/巡回たたみ込み
10. 高速フーリエ変換
11. z変換/システムの安定性
12. ディジタルフィルタ (FIRフィルタ)
13. ディジタルフィルタ (IIRフィルタ)
14. ディジタルフィルタの実現/適応信号処理の基礎

教科書・参考書等

教科書:渡部英二 『ディジタル信号処理システムの基礎』 森北出版

参考書:浜田望 『よくわかる信号処理』 オーム社
     :電子情報通信学会編 『ディジタル信号処理の基礎』 辻井重男監修,電子情報通信学会

その他補足のための資料を適宜配布する。

関連科目・履修の条件等

解析学(電気電子),フーリエ変換及びラプラス変換を履修していることが望ましい。

成績評価

講義中の課題,中間試験および期末試験

その他

【オフィスアワー】
質問,相談は電子メール (アドレス:guchi (at) isl.titech.ac.jp) にて受け付ける。

このページのトップへ