通信伝送工学 O   Communication Engineering O

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担当教員
阪口 啓 
使用教室
火3-4(S611)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7146
シラバス更新日
2008年10月7日
講義資料更新日
2008年10月7日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I 情報通信のための実際的な変復調などのディジタル伝送技術,および情報の定量化に関する情報理論を理解する。
II (1) 通信システム概論(通信伝送のモデルと具体例) (2) 情報源符号化 (3) データ圧縮 (4) 通信路容量 (5) 通信路符号化 (6) 誤り訂正符号 (7) 確率過程(定常過程,ウィナー・ヒンチンの定理) (8) 信号空間解析(直交基底,雑音による誤り) (9) パルス伝送,スペクトル (10) 整合フィルタ,最適受信機 (11) 等価基底帯域系と信号空間解析 (12) ASKの変復調 (13) PSKの変復調

講義の目的

情報通信のための実際的な変復調などのディジタル伝送技術,および情報の定量化に関する情報理論を理解する.

講義計画

1.通信システム概論:通信伝送のモデルと具体例
2.情報理論の基礎1:情報源符号化
3.情報理論の基礎2:データ圧縮
4.情報理論の基礎3:通信路容量
5.情報理論の基礎4:通信路符号化
6.情報理論の基礎5:誤り訂正符号
7.中間試験
8.確率過程1:定常過程,自己相関関数
9.確率過程2:ウィナー・ヒンチンの定理,雑音
10.基底帯域ディジタル伝送1:パルス伝送,スペクトル .
11.基底帯域ディジタル伝送2:整合フィルタ,最適受信機 .
12.基底帯域ディジタル伝送3:雑音による誤り,情報理論との関係 .
13.帯域通過ディジタル伝送1:等価基底帯域系と信号空間解析 .
14.帯域通過ディジタル伝送2:ASK・PSKの変復調 .
15.期末試験 .

教科書・参考書等

S. Haykin, “Communication Systems,” 4th Eds, Wiley, 2000.

関連科目・履修の条件等

推奨事前履修科目:フーリエ変換およびラプラス変換,応用確率統計
関連科目:微分積分学第一,同第二,線形代数学第一,同第二,解析学(電気電子)

成績評価

レポートと試験による.配点は,レポート20点,中間試験40点,期末試験40点.

担当教員の一言

なお,講義の連絡,補足資料の配付等はそれぞれ下記Webページにて行う.
Eクラス:http://www.ap.ide.titech.ac.jp/~takada/comm-eng/
Oクラス:http://www.mobile.ee.titech.ac.jp/index_j.html

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