集積回路工学   Integrated Circuit Technology

文字サイズ 

担当教員
松澤 昭 
使用教室
月3-4(H101)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7142
シラバス更新日
2008年10月7日
講義資料更新日
2008年10月7日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I ディジタル集積回路の設計手法の基礎を学ぶ。
II (1)LSIの概要と設計・製造フロー (2) LSI製造における基本プロセス技術 (3) CMOSデバイス (4) CMOS基本論理回路とスケーリング則 (5) 配線とシグナルインティグリティ (6) メモリ回路 (7) 論理設計と論理シミュレーション (8) レイアウト設計 (9) 故障シミュレーションとテスト容易化設計 (10) 実装とインターフェース技術 (11) 低電力・高速設計技術

講義の目的

ディジタル集積回路設計技術の基礎を学ぶ.

講義計画

1.LSIの概要と設計・製造フロー
2.LSI製造における基本プロセス技術
3.CMOSデバイス
4.CMOS基本論理回路
5.CMOS論理回路の電気特性
6.論理設計と論理シミュレーション
7.配線の電気的性質
8.メモリ回路
9.レイアウト設計
10.テスト・歩留り・信頼性 .
11.低電力・高速設計技術 .
12.実装とインタフェース技術 .

教科書・参考書等

参考書等
参考書として以下の書籍を推薦する.
1.Neil H. E. West and David Harris,
“CMOS VLSI Design: A Circuits and Systems Perspective,” Third Edition,
Addison Wesley.
2.Jan M. Rabaey, Anantha Chanfrakasan and Borivoje Nikolic,
“Digital Integrated Circuits: A Design Perspective,” Second Edition, Printice Hall.
3.桜井至『HDLによるデジタル設計の基礎』テクノプレス.
4.荒井英輔『集積回路A』『集積回路B』オーム社.
5.榎本忠儀『CMOS集積回路-入門から実用まで』培風館.
6.広瀬全孝『集積回路工学』オーム社.

関連科目・履修の条件等

電子デバイス,ディジタル電子回路,コンピュータアーキテクチャを履修していることが望ましい.

成績評価

レポートと試験による.配点は,リポート20点,中間試験40点,期末試験40点.

担当教員の一言

現代の殆ど全ての電子機器は数個の集積回路により構成される.
したがって集積回路の理解無くしては現代の電子機器を理解できない.
本講義では集積回路の設計に関し,総合的な集積回路設計の観点から簡潔にその本質を講義する.

このページのトップへ