I 電気電子情報通信工学に関係する諸分野における確率統計的な解析および設計手法を習得させる。特に信号およびシステムに対する確率統計的把握は情報通信工学に欠かせないものであるので,確率分布や関連するパラメーター推定法,さらにデータ処理における統計的検定推論の手法を広汎に活用できる力を身につけさせる。
II (1) 確率統計とは (2) 確率統計の基礎 (3) 条件付き確率とベイズの定理 (4) 確率分布とモーメント (5) 統計量とその応用 (6) 統計的検定 (7) 最尤推定,区間推定 (8) 確率過程の基礎 (9) 定常過程 (10) 一般調和解析 (11) 情報量と確率分布
電気電子情報通信工学に関係する諸分野における確率統計的な解析および設計手法を習得させる.
特に信号およびシステムに対する確率統計的把握は情報通信工学に欠かせないものであるので,確率分布や関連するパラメータ推定法,さらにデータ処理における統計的検定推論の手法を広汎に活用できる力を身につけさせる.
1.確率統計とは
2.確率統計の基礎
3.条件付き確率とベイズの定理
4.確率分布とモーメント
5.統計量とその応用
6.統計的検定
7.最尤推定,区間推定
8.確率過程の基礎
9.定常過程
10.一般調和解析 .
11.情報量と確率分布 .
教科書:渡辺澄夫・村田昇 『確率と統計-情報学への架橋-』 コロナ社.
参考書等
参考書:小倉久直 『物理・工学のための確率過程論』 コロナ社.
関連科目:微分積分学第一,微分積分学第二,線形回路,ディジタル信号処理,通信伝送工学,制御工学
演習と試験による.
配点は,演習20点,中間試験40点,期末試験40点.
確率統計的に物事を捉えることは,特に工学の分野ではとても重要であるので,具体的な事例を手がかりにその意味を十分理解してもらいたい.