通信伝送工学   Communication Engineering

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担当教員
髙田 潤一 
使用教室
火3-4(S222)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7149
シラバス更新日
2008年4月2日
講義資料更新日
2008年4月2日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

情報通信のための実際的な変復調などのディジタル伝送技術,および情報の定量化に関する情報理論を理解する。

(1)通信システム概論
(2)確率過程の基礎
(3)雑音理論の基礎
(4)情報量,エントロピー
(5)情報源符号化定理
(6)情報源符号化とデータ圧縮
(7)通信路容量
(8)通信路符号化定理
(9)誤り訂正符号
(10)帯域通過ディジタル伝送

講義の目的

情報通信のための実際的な変復調などのディジタル伝送技術, および情報の定量化に関する情報理論を理解する.

講義計画

1,通信システム概論:通信伝送のモデルと具体例
2.情報理論の基礎1:情報源符号化
3.情報理論の基礎2:データ圧縮
4.情報理論の基礎3:通信路容量
5.情報理論の基礎4:通信路符号化
6.情報理論の基礎5:誤り訂正符号
7.中間試験
8.確率過程の復習:定常過程, ウィナー・ヒンチンの定理
9.信号空間解析:直交基底, 雑音による誤り
10.基底帯域ディジタル伝送1:パルス伝送, スペクトル
11.基底帯域ディジタル伝送2:整合フィルタ, 最適受信機
12.帯域通過ディジタル伝送1:等価基底帯域系と信号空間解析
13.帯域通過ディジタル伝送2:ASKの変復調
14.帯域通過ディジタル伝送3:PSKの変復調

教科書・参考書等

S. Haykin, "Communication Systems," 4th Eds, (Wiley), 2000.

関連科目・履修の条件等

[推奨事前履修科目]
フーリエ変換およびラプラス変換, 応用確率統計
[関連科目]
微分積分学第一, 同第二, 線形代数学第一, 同第二, 解析学(電気電子)

成績評価

レポートと試験による. 配点は, レポート20点, 中間試験40点, 期末試験40点.

担当教員の一言

なお, 講義の連絡, 補足資料の配付等は Webページ
http://www.ap.ide.titech.ac.jp/~takada/comm-eng/
にて行う.

その他

【オフィスアワー】
高田 e-mail:takada@ide.titech.ac.jp
月曜日17:00-18:00

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