電力工学I   Electric Power EngineeringI

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担当教員
安岡 康一 
使用教室
木5-6(S222)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7140
シラバス更新日
2008年1月25日
講義資料更新日
2008年1月25日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:-
補足資料

講義概要

I  電力を発生するためのエネルギー変換から電力工学の基礎となる回路論的な考え方までを習得する。
II (1)エネルギーと発電 (2)電力の伝送と制御 (3)電力伝送特性 (4)三相送電と対称座標法解析 (5)故障計算 (6)電力方程式 (7)電力潮流計算

講義の目的

電磁気学や回路理論を基礎に, 大容量電気エネルギーの発生・伝送と消費, 3相交流による電力伝送方式と計算手法, 電力系統故障時の過渡現象解析について学ぶ.
 3相交流とYΔ変換, 無効電力と有効電力の違いを理解し, 単位法を使った簡単な電力伝送特性の計算ができること, 故障時等の異常電圧・電流値を3相対称座標法により解き, 必要な保護システムや電力系統における電圧と周波数の制御方式について理解できることを, 達成レベルとして目指す.

講義計画

1. 電力・エネルギーと社会, 電力伝送方式, 3相交流, YΔ結線(第1章)
2. 電力系統の基本回路, 系統の連携, 大容量機器, 伝送電力(第1章)
3. LCR回路, 分布定数回路, 送電線と電力系統の等価回路(第2章)
4. 単位法, %インピーダンス, 変圧器の単位法, 3相短絡電流(第2章)
5. ベクトル電力, 電力伝送特性, 無効電力の調整(第3章)
6. 電圧の調整, 電力円線図, 負荷力率の改善(第3章)
7. 【中間試験】(出題範囲:6回まで)
8. 電力調整設備, 調相設備, 負荷配分(第3章)
9. 電力方程式, 電力潮流計算(第3章)
10. 故障計算, 3相対称座標法, 対称分インピーダンス(第4章)
11. 3相交流発電機の故障計算, 2機回路の故障計算(第4章)
12. 電力系統の故障計算, 3相短絡, 系統故障の影響(第4章, 第6章)
13. 地絡故障, 断線故障, 誘導障害(第6章)
14. 中性点接地方式, 保護継電設備(第6章)
15. まとめ, 【期末試験】(出題範囲:後半を中心に全て)
   *ただし, ( )内は教科書の対応する章を示す.

教科書・参考書等

教科書:「電力系統」(林 泉著, 昭晃堂)

関連科目・履修の条件等

「電磁気学I」, 「電磁気学II」, 「線形回路」, 「回路理論」, 「電気機器学」, 「電力エネルギー変換工学」

成績評価

演習等と試験による. 配点は, 演習等30点, 中間試験30点, 期末試験40点.

担当教員の一言

電力システムは, 通信とならぶ大規模システムである. 電力流通システムの基礎を学ぶことにより, 情報も含めた巨大システムを統一的に理解できるようになろう.

その他

オフィスアワーは第1回講義にて曜日と時間を指定する.

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