電磁波伝送工学及び電波法   Electromagnetic Wave Transmission and the Radio Law

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担当教員
廣川 二郎 
使用教室
 
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7150
シラバス更新日
2006年10月9日
講義資料更新日
2006年10月9日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I TEM波の電磁波伝搬,分布定数線路中の電圧・電流分布,インピーダンス,伝送線路などについて学ぶ。また,空間における電磁波伝搬,電磁波の放射,電波法関係の諸法令・規則などについて述べる。

II 平面波の反射と透過,TEM線路,線路方程式,分布定数線路における電圧・電流分布およびインピーダンス,スミスチャート,2導体系伝送線路,中空導波管。

講義の目的

通信では電磁波が信号を運ぶ。電磁波伝送の原理を理解するために、TEM波の電磁波伝搬,分布定数線路中の電圧・電流分布、さらに反射やインピーダンス、種々の伝送線路などについて学ぶ。また、電磁波の放射、電波を取り扱う上で必要な電波法の概要を述べる。

講義計画

マイクロ波工学の概要
電磁波動の基礎
伝送線路・散乱行列
スミス図・整合回路
導波路の電磁界の扱い方
平行2線路・同軸線路・平面線路
導波管・誘電体導波路
共振回路・共振器
回路素子
非可逆回路
マイクロ波アンテナ
電波法関係の諸法令、規則

教科書・参考書等

中島将光著「マイクロ波工学」(森北出版),配布資料

関連科目・履修の条件等

電気磁気学、電磁波、回路理論を履修していることが望ましい。

成績評価

試験(中間、期末)、演習の成績、出席により評価する。

担当教員の一言

特になし

その他

【オフィスアワー】
 日時については電子メール (jiro@antenna.ee.titech.ac.jp)で連絡を取ること。

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