集積回路設計基礎論   Fundamentals of Integrated Circuit Design

文字サイズ 

担当教員
中本 高道 
使用教室
火3-4  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7143
シラバス更新日
2005年5月10日
講義資料更新日
2005年5月10日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I.フルカスタム及びセミカスタムのデジタル集積回路の設計手法の基礎を学ぶ。II.LSI製作の基本プロセス技術(C-M0S論理LSI),CM0S基本回路,メモリ回路,論理シミュレーション,論理設計手法,レイアウト設計手法,故障シミュレーション,テスト容易化設計,ハードウェア記述言語,PLA,PLD,FPGA,ゲートアレイ,スタンダードセル

講義の目的

フルカスタム及びセミカスタムのデジタル集積回路の設計手法の基礎を学ぶ。

講義計画

 LSI設計の基礎知識
1. VLSI製作の流れ
2. LSI製作の基本プロセス技術 (C-MOS論理LSI)
3. LSIの分類とセミカスタムLSIの位置付け
4. C-MOSインバータ、NAND, NOR回路とそのレイアウト
5. メモリ回路

 フルカスタムLSIの設計
6. 論理シミュレーション及び論理設計手法
7. レイアウト設計手法
8. 故障シミュレーション及びテスト容易化設計

 セミカスタムLSIの設計
9. セミカスタムLSI設計フロー, PLA, PLDを用いた設計
10. ハードウエア記述言語
11. FPGAを用いた論理回路設計
12. ゲートアレイ及びスタンダードセル方式による設計

教科書・参考書等

 参考書として以下の書籍を推薦する。
  松山泰男・富沢 孝著「VLSI設計入門」(共立出版株式会社)
  川西 宏、船津重宏、可児賢二共著「超LSICADの基礎」(オーム社)
  今井正治編著「ASIC技術の基礎と応用」(電子情報通信学会)

関連科目・履修の条件等

論理回路設計、計算機論理設計、(ディジタル電子回路)を履修していることが望ましい。

成績評価

授業出席、中間試験、期末試験

担当教員の一言

本講義に関連した実験は電気電子工学実験第三の中で体験できる。LSIを設計し、道具として使いこなしていく観点から、実践に近い内容を講義する。

その他

【オフィスアワー】
 質問は随時歓迎する。電話もしくはe-mailで予約をとって訪問してください。
中本: 内線2579, nakamoto@ee.titech.ac.jp

このページのトップへ