I電気・情報系の課程学習上必要となる数学的基礎知識として,微分方程式に関する手法を習得する。II常微分方程式,偏微分方程式,固有値問題など。
電気・情報工学において必要となる基本的な数学手法について学ぶ。特に、物理現象の解析に用いられる微分方程式、偏微分方程式、固有値問題等の解法を、導波路における波動伝搬や半導体内の電子などを例題として選び、考える。
1.常微分方程式(階数の引き下げ)
2.常微分方程式(線形方程式の基本解)
3.常微分方程式(非斉次方程式:定数変化法)
4.常微分方程式(グリーン関数による解法)
5.放物形偏微分方程式の変数分離解
6.双曲形偏微分方程式の変数分離解
7.固有値と固有関数の特徴
8.固有値問題(三角関数)
9.変分法の考え方
10.変分法(条件なしの極値問題)
11.変分法(条件付極値問題)
伊賀健一著:応用電気数学(オーム社)抜粋を受講者に配布
「微分積分学第一」、「同第二」を履修していることが望ましい。
「電気情報数学第一」の単位取得者は本講義の単位をとることはできない。
中間試験および期末試験
特になし
【オフィスアワー】
電話、電子メール(tmizumot@pe.titech.ac.jp)で予約がとれる時間帯はいつでも可