情報実験第四   Experiments on Computer Science IV

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担当教員
高木 茂孝  吉瀬 謙二  田湯 智  萩原 茂樹  野呂 智哉  笠井 健太  宮田 高道  須山 聡  林 晋平 
使用教室
火2-4(計算機室/VLSI設計室)  金2-4(計算機室/VLSI設計室)  
単位数
講義:0  演習:0  実験:3
講義コード
7269
シラバス更新日
2011年9月20日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

集積システム工学及び計算工学の各研究分野に関連した次の5つの課題から選択し,実験・演習を行う:1. デジタル信号処理,2. アルゴリズムの設計と解析,3. 通信情報伝送,4. コンパイラ設計,5. ソフトウェア工学。
情報工学課程の関連した授業科目を履修した者を対象とする。なお,後学期開始日前後の実験開始前に,班分けなどに関するガイダンスを行うので,掲示などに注意しておくこと。

講義の目的

集積システムおよび情報工学の各研究分野に関連した5つの課題のうち,2課題を選択し,実験・演習を行う.それを通して,各分野の研究の一端を体験する.

講義計画

《課題1》アルゴリズムの設計と解析(担当:田湯)
・目的
グラフに関するアルゴリズムやデータ構造の設計,あるいは解析を行う.この実習を通して,離散的なアルゴリズムとその効率の概念を習得する.
(注意)離散構造とアルゴリズム (5学期,○,2-1-0)を履修しておくことが望ましい.
・参考書
アルゴリズムとデータ構造,石畑 清 著,岩波書店,1989
・実験計画
1. 整列アルゴリズムの設計と解析1
2. 整列アルゴリズムの設計と解析2
3. 集合操作アルゴリズムとデータ構造の設計と解析
4. グラフアルゴリズムの設計と解析1
5. グラフアルゴリズムの設計と解析2
《課題2》「コンパイラ」(担当:萩原)
・目的
コンパイラの作成を通して,その原理や動作の理解を深める.
(注意)コンパイラ構成 (5学期,☆,2-0-0)を履修しておくことが望ましい.
・参考書
アルゴリズム+データ構造=プログラム,N. Wirth 著,片山 卓也 訳,日本コンピュータ協会,1979
コンパイラ --- 原理・技法・ツール --- I,II,A.V. Aho,R. Sethi,J.D. Ullman 著,原田 賢一 訳,サイエンス社,1990
プログラミング言語処理系,佐々政 孝 著,岩波講座ソフトウェア科学5,岩波書店,1989
・実験計画
1. コンパイラの基礎理解
2. 下降型コンパイラの理解
3. 下降型コンパイラの拡張
4. 上昇型コンパイラの理解
5. 上昇型コンパイラの拡張
《課題3》ソフトウエア工学(担当:野呂)
・目的
大規模ソフトウェアを効率よく作成するため必要となるソフトウェア工学の各手法を学ぶ.ソフトウェア作成の,上流工程から下流工程までを通して実践することに主眼を置く.
(注意)プログラミング第二 (4学期,○,2-0-0),プログラミング第三 (5学期,☆,2-0-0)を履修しておくことがことが望ましい.
・参考書
ソフトウェア工学,有沢 誠 著,岩波書店,1988
オブジェクト指向方法論 OMT モデル化と設計,J. Rumbaugh,羽生田 栄一 監訳,トッパン,1992
・実験計画
1. オブジェクト指向分析・設計法の説明
2. 分析実習
3. 設計実習
4. C++ によるコーディング実習
5. テスト実習
《課題4》信号処理(担当:Nicodimus)
・目的
FFT, ディジタルフィルタのシミュレーションおよびディジタルシグナルプロセッサによる実時間実現を通して, ディジタル信号処理の基礎理論と応用を修得することを目的とする.
(注意)信号処理 (5学期,◇,2-0-0)を履修しておくことが望ましい.
・参考書
ディジタル信号処理の基礎,樋口 龍雄 著,昭晃堂,1986
ディジタルフィルタの設計,武部 幹 著,東海大学出版会,1986
ディジタル信号処理の基礎,辻井 重男 編著,電子情報通信学会,1988
・実験計画
1. ディジタル信号処理の基礎
2. ディジタルフィルタの構成法
3. DSP によるディジタルフィルタの実現1
4. DSP によるディジタルフィルタの実現2
5. フーリエ分析
《課題5》情報伝送(担当:宮田,須山)
・目的
情報伝送制御に必要な様々な理論に関して設計,解析を行なう.この実習を通して,通信システム全般に関して用途や効果を確認,習得する.
(注意)通信理論 (4学期,●,2-0-0)を履修しておくことが望ましい.また,C 言語と MS-DOS に関する基本的な操作は,理解していることを前提とする.
・参考書
情報と符号の理論,宮川 洋, 原島 博, 今井秀樹 著,岩波書店, 1988
通信網工学,秋山 稔 著,コロナ社,1981
通信方式,平松 啓二 著,コロナ社,1985
・実験計画
1. デジタル伝送実験
2. 変復調回路実験
3. 情報符号化実験
4. データ転送実験1
5. データ転送実験2

教科書・参考書等

参考書等
・各課題の説明を参照

関連科目・履修の条件等

【関連科目】
コンピュータリテラシ (1学期,1-1-0),離散構造とアルゴリズム (5学期,○,2-1-0),コンパイラ構成 (5学期,☆,2-0-0),プログラミング第二 (4学期,○,2-0-0),プログラミング第三 (5学期,☆,2-0-0),信号処理 (5学期,◇,2-0-0),通信理論 (4学期,●,2-0-0),情報工学創作実習 (5学期,●,0-0-2)

【履修条件】
コンピュータリテラシ (1学期,1-1-0)の単位を取得していること.

成績評価

各課題ごとに,出席,レポート等をもとに評価する

担当教員の一言

後学期開始日前後の実験開始前に,班分けなどに関するガイダンスを行なうので,南3号館玄関ホールの掲示に注意しておくこと.

その他

関連サイト
TOKYO TECH OCW
http://www.ocw.titech.ac.jp/index.php?module=General&action=T0300&GakubuCD=101&GakkaCD=53&KougiCD=7269&lang=JA

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