システム構築論   System Synthesis

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担当教員
江頭 竜一  はばき 広顕 
使用教室
火5-6(S514)  木5-6(S514)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7865
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年5月30日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

エンジニアは,複雑なシステムの概略計画,システムを構成する種々の要素の設計条件,などを決定しなければならない。ここでは,まずシステムに関するプロジェクト全体を扱うシステム工学におけるシステム構築,合成の位置づけについて概説し,ついで代表的なシステムの例として生産プロセスなどの概略構築,合成を扱う。

講義の目的

複雑なシステムの概略構築,合成について学ぶ。

講義計画

1 0. 授業概要,1. システムとシステム工学の概要
2 2. システム開発の流れ
3 3. 問題解決の手順1
4 3. 問題解決の手順2
5 4. 生産プロセス開発の流れ
6 5. 生産プロセスの創出1
7 5. 生産プロセスの創出2
8 6. 生産プロセス合成における経験則1
9 6. 生産プロセス合成における経験則2
10 演習1
11 演習1解説
12 7. 反応器ネットワークの合成
13 8. 分離手順の合成
14 演習2
15 演習2解説

教科書・参考書等

教科書:
特に定めない。適宜用意した資料を利用して授業を進める。
資料については,OCW-iに掲載する。

参考書:
- 佐々木正文, 「基礎システム工学 新訂版」, 共立出版(株) (1976)
- 室津ら, 「システム工学 第2版」, 森北出版(株) (2007)
- Warren D. Seiderら, “Product and Process Design Principles: Synthesis,
Analysis and Evaluation (3rd Edition),” Wiley (2008)
- L. マイヤーズ,W. D.サイダー 著,大竹伝雄 訳,「化学工学の基礎 化学プロセスとその計算」,培風館 (1982)
- D. M. Himmelblau 著,大竹伝雄 訳,「化学工学の基礎と計算」[原著第4版],培風館 (1986)
など

関連科目・履修の条件等

- 特に履修の条件はないが,線形システム論(山下先生),操作論(江頭),などを受講しておくことが望ましい。
- 後の国際開発コロキウムの一部に関連する。

成績評価

おおむね,学期末試験70 %, 演習20 %, 出席状況10 %。

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