講義概要

講義の目的

工学に関連する諸問題を解決し、工学を発展させるために必要な数学の基幹知識を学ぶことを目的とする。偏微分方程式で記述される一連の工学共通の諸問題を取り上げ、その共通性・物理的意味に対する理解を深めると同時に、解析解・数値解の基礎的な数学手法を講義する。

講義計画

（１） 用語の定義（偏微分の定義・階数・分類）
（２） 保存則の考え方
（３） 移流と拡散１
（４） 移流と拡散２
（５） 放物型偏微分方程式の導出
（６） 楕円型偏微分方程式の導出
（７） 中間テスト
（８） フーリエ級数１
（９）変数分離法による偏微分方程式の解法１
（１０）変数分離法による偏微分方程式の解法２
（１１）変数分離法による偏微分方程式の解法３
（１２）変数分離法の演習
（１３）数値解析法による偏微分方程式の解法
（１４）数値解析法による偏微分方程式の解法

教科書・参考書等

Advanced Engineering Mathematics (McGrawHill)

関連科目・履修の条件等

工学数学Ａを履修していることが望ましい

成績評価

中間テスト
期末テスト
出席と演習課題