情報処理概論   Basic Theory of Information Processing

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担当教員
山下 幸彦 
使用教室
月1-2(S513)  水1-2(S513)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7837
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

情報処理に関して,計算機ハードウエア,アルゴリズムの基礎とJava言語を用いたプログラミングを講義します。プログラミングに関しては,オブジェクト指向プログラミングを理解し,変数,演算子,制御構造,メソッドなどを使って,自由にプログラミングができるようになることが目的です。さらに,外国人留学生・日本人学生が混在するグループでプログラムを作成することにより,国際協働を経験します。

講義の目的

現代の技術者にとって,電子計算機による情報処理の技術を身に付けることは,研究開発,設計,データの収集・解析を行うために必須です。本講義では,計算機を自由に操ることができるようになるために,国際開発工学者が身につけなくてはいけない計算機リテラシーおよびスキルを学びます。そして,外国人留学生・日本人学生が混在するグループでプログラムを作成することにより,国際協働力の初歩を身につけます。

講義計画

OCWは非常に使いにくいため,下記URLにより講義ノート,演習問題、演習問題の解答例、過去の試験問題などを公開しています。受講する学生は必ずチェックするようにしてください。
http://www.ide.titech.ac.jp/~yamasita/JG/

1. 情報処理・プログラミング言語の役割
2. 基本的なJavaプログラムの作成
3. 変数
4. 演算
5. 制御構造(条件分岐,繰り返し)
6. 制御構造を応用したJavaプログラムの作成
7. 配列
8. 配列を応用したJavaプログラムの作成
9. 中間試験
10. メソッド,グループによるプログラム作成(GP)1
11. クラスとインスタンス,GP2
12. クラスの継承,GP3
13. ポリモーフィズム,GP4
14. Fortranプログラミング,GP5
15. グループワークで作成したプログラムの発表

教科書・参考書等

教科書
池田成樹:「やさしいJava入門」,カットシステム,2004
参考書
河西朝雄:「Javaによるはじめてのアルゴリズム入門」,技術評論社, 2001

関連科目・履修の条件等

コンピュータリテラシー

成績評価

中間試験,期末試験,レポートなどにより評価する。

担当教員の一言

人間の知恵や技は言葉によって蓄積され, 現在の文明を築いてきました. しかしながら自然言語は曖昧であり, 知恵や技を正確に記述することは困難です。そのため, 知恵や技をプログラムに貯えるようになってきています。プログラム化されれば, 誰でもすぐに利用することができます. Googleの検索にかからないものは存在しないも同じと言われるように, プログラム化されていない知恵は存在しないも同じという時代はすぐそこです。

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