工学計測 I   Measurements in Engineering I

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担当教員
髙田 潤一  髙橋 邦夫 
使用教室
火1-2(S632)  金3-4(S632)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7861
シラバス更新日
2012年4月10日
講義資料更新日
2012年4月10日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義の目的

工学計測では,工学に必要な様々な物理量の計測原理および各種分析手法の原理を講義する.特に工学計測Iでは,計測と標準・不確かさ,現代的な計測器を構築するのに必要となる電気電子回路,電気量及び機械量の計測法,計測を用いた制御,計測装置の実例などを説明する.

講義計画

・ガイダンス,計測と標準,不確かさ(高田)
・電気回路(回路と微分方程式,複素表示,フィルタ)(高田)
・アナログ電子回路(オペアンプ,増幅回路,演算回路)(高田)
・ディジタル電子回路(1)(論理演算,組み合わせ回路)(高田)
・ディジタル電子回路(2)(順序回路,カウンタ)(高田)
・電圧・電流の計測(高田)
・高周波の計測(ヘテロダイン,直交検波,DFT)(高田)
・位置および変位の計測(高橋)
・速度と加速度の計測(高橋)
・力の計測,質量の計測(高橋)
・エネルギーと温度の計測(高橋)
・計測にもとづく制御(高橋)
・応用例(1)(高橋)
・応用例(2)(高橋)
・応用例(3)(高田)

教科書・参考書等

トピックに応じて巻末の参考文献に挙げた資料,その他の資料を適宜使用し,必要に応じてプリント等を配布する.参考書を指示する場合もある.

関連科目・履修の条件等

工学数学A,工学数学B,工学数学C,構造材料力学,電磁気学,流体力学,物理化学,線形システム論,データ解析等に立脚し,国際開発工学実験につながっていく.

成績評価

出席と期末試験を総合的に判断する.

担当教員の一言

国際開発工学実験の履修のために,この講義の履修が望ましい.

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