電磁気学(国際開発)   Electromagnetics

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担当教員
髙田 潤一 
使用教室
水3-4(S611)  金3-4(S611)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7822
シラバス更新日
2013年1月10日
講義資料更新日
2013年2月14日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

 

講義の目的

電気と磁気の相互作用である電磁波について,波動論的な観点からの一般化も踏まえて講義する.

電磁波は電波,光,X 線などを含んでいるが,特に電波を意識して講義を行う.電波は,無線通信や放送の媒体として広く用いられているほか,電子レンジのようなエネルギー伝送にも用いられる.また,波動理論は,電磁波だけでなく音響,液体・固体の波,量子力学など幅広い分野に応用が可能である.

講義計画

1. ガイダンス,ベクトル解析の復習
2. 電荷と電界:クーロンの法則
3. 電荷と電流:連続の式
4. 電流と磁界:アンペアの法則
5. 電磁誘導:ファラデーの法則
6. 物質の電磁気学的性質:誘電率・透磁率・導電率
7. 変位電流:アンペアの法則の拡張
8. マクスウェルの方程式
9. 正弦振動と複素表現:フーリエ変換の利用
10. 波動方程式とヘルムホルツ方程式
11. 電磁波の伝搬:平面波
12. 電磁波の反射
13. 電磁波の屈折
14. 電磁波の放射

教科書・参考書等

浅田雅洋, 平野拓一, 電磁気学, 培風館, 2009.

関連科目・履修の条件等

工学数学A, B, C 及び物理学B を履修していることが望ましい.

成績評価

成績評価は中間試験,期末試験により行うほか,講義への参加を加味する.配点は,中間試験35点,期末試験35点,宿題25点,講義での発言5点とする.

オフィスアワー

火曜日17:00~18:00.事前にtakada@ide.titech.ac.jp にて連絡することが望ましい.

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