化学反応論   Chemical Reaction Kinetics and Dynamics

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担当教員
日野出 洋文 
使用教室
火3-4(S521)  木3-4(S521)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7827
シラバス更新日
2009年8月4日
講義資料更新日
2009年8月4日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

 われわれの身の回りのすべての物質は、変化の過程にあり、“化学反応論”は、物質の化学変化の速度やそのメカニズムを解明する学問である。
 マクロな立場から反応速度を濃度・温度・圧力の関数として議論するマクロな立場および、原子分子の衝突による化学結合の組み換えの過程としてとらえるミクロな立場の両面から学習する。

講義の目的

化学反応がどのような速さで起こるかを反応物・生成物の濃度変化に着目して解析する反応速度論と,化学反応を反応分子の衝突課程を考慮して論ずる反応動力学の両面から概説する。

講義計画

1.講義概要説明
2.素反応
3.複合反応
4.気体分子運動
5.化学反応の速度
6.化学反応速度の衝突論
7.分光学
8.光化学反応
9.化学反応の統計論
10.溶液反応
11.溶媒効果
12.拡散・電子移動反応
13.固体表面上の反応
14.吸着と脱離

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