会計は企業社会の言語である。この会計情報がどのように生成されるか,生成された会計情報を利害関係者の意思決定および経営活動に活用するかを講義およびグループワークを通じて体験的に学ぶ。
会計情報は企業社会の言語である.本講義では,会計情報がどのように生成され,その情報をどのように解釈し, 投資意思決定に用いるか, またどのように企業経営に活かすことができるかについて学習する.
【講義の概要】
[1] 会計情報がどのように生成されるか?
簿記(仕訳~精算表),原価計算
[2] 生成された会計情報をどのように解釈するか?
財務分析(財務諸表,財務比率分析)
[3] 会計情報をどのように経営に活かすか?
コスト・マネジメント(ケース・スタディ)
【講義の形式】
講義で基礎的な事項を学習した後,ケース・スタディやレポートなどのグループワークを予定している.
【講義日程】
4月 9日 会計情報の役割
4月 16日 簿記①
4月 23日 簿記②
5月 7日 簿記③
5月 14日 財務諸表①
5月 21日 財務諸表②
5月 28日 財務諸表③
6月 4日 アナリストの仕事と会計情報
6月 11日 グループワーク発表
6月 18日 グループワーク発表
6月 25日 原価計算①
7月 2日 原価計算②
7月 9日 コスト・マネジメント①
7月 16日 コスト・マネジメント②
7月 23日 期末テスト
講義の都度,プリントを配布する.
参考書として,以下をあげておく.
[2] 伊藤邦雄『新・現代会計入門』日本経済新聞社.
【推奨科目】
経営管理論、経営財務
レポート(グループワークおよびケース・スタディ)50%,期末試験40%,授業への貢献(積極的参加)10%.
【履修上の注意】
授業時間中に演習を行うため,電卓を持参すること.