情報システム基礎   Fundamentals of Information Systems

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担当教員
飯島 淳一  PARK JAE HYUN 
使用教室
木3-6(西9-311)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
6805
シラバス更新日
2015年4月3日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

I 「情報システムの基礎」をベースとして,「ICT活用の基礎」として,企業と社会におけるICTの具体的な利活用とその留意点について学ぶ。さらに,「ICTの基礎」として,コンピューティングとコミュニケーションの基礎技術について学び,最後に,プログラミングの基礎を学ぶ。このプログラミングの基礎は,引き続き行われる『計算数学』のベースになるものである。
II 情報,システム,モデル,シミュレーション,支援概念,E-ビジネス,ビジネスプロセス,CPU,機械語プログラム,アセンブリプログラムなど。

講義の目的

工学部経営システム工学科および大学院経営工学専攻では、「利用者の観点から、ICTの有効利活用ができる人材の育成」、より具体的には、企業エンジニアリングの観点から、ビジネスを支援するためのICT利活用を構想できる人材の育成をいたします。
情報通信技術(ICT-Information Communication Technology)について、利用者の観点から研究する学問分野を「情報システム学」と呼びますが、この授業の目的は、ICTの観点から、その理論的基礎について学ぶことです。

講義計画

【講義の形式】
ハンズアウトにしたがって、プロジェクターを用いて講義を行います。双方向の授業を目指し、適宜、手と頭を動かす時間をとります。

【講義計画】
(4月9日(木)は海外出張のため休講)
4月16日(木) 第0回 オリエンテーション
4月16日(木) 第1回 データ、情報、知識
4月23日(木) 第2回 システムとモデル
4月23日(木) 第3回 IT社会人基礎力(製造業におけるICTの利活用)
(4月30日は水曜日の授業)
5月7日(木) 第4回 IT社会人基礎力(非製造業におけるICTの利活用)
5月7日(木) 第5回 IT社会人基礎力(ICTを利活用できるための能力育成)
第3回~第5回は、ゲストスピーカーとして、林衛氏(ITイノベーションCEO)をお招きし、社会におけるICTの利用形態について飯島と議論します。

5月14日(木) 第6回 コンピュータの原理
5月14日(木) 第7回 データの表現
5月21日(木) 第8回 命令の表現
5月21日(木) 第9回 プログラミングの基礎(1) †
5月28日(木) 第10回 プログラミングの基礎(2) †
5月28日(木) 第11回 ネットワーク基礎
6月4日(木)     第12回 モバイルコンピューティング
6月4日(木)  第13回 エンタープライズ・エンジニアリング 
(†CASL2 Visible Inside 3.14.1を使用予定)

教科書・参考書等

参考書:
①K.C.Laudon and J.P.Laudon, Management Information Systems,
Pearson International Edition, 2011.
(Part Two : Information Technology Infrastructure)
②拙著,『入門 情報システム学』,日科技連出版社,2005.

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

成績評価:
出席(ときどき授業終了時に小テストを出題、授業開始時に返却・解説) 60点
期末レポート            40点

レポート課題: 
「具体的な企業情報システムをとりあげ、どのような業務でどのようにICTが活用されているかについて説明せよ」(A4版3枚程度) 
提出方法:iijima.j.aa@m.titech.ac.jp に添付
Subjectを、「情報システム基礎レポート:学籍番号 氏名」とすること

例:情報システム基礎レポート:140298_3新島襄
締切り:6月11日(木)17:00着信まで

担当教員の一言

授業の方針:ハンズアウトにしたがって、プロジェクターを用いて講義を行います。双方向の授業を目指し、適宜、手と頭を動かす時間をとります。

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