会計は企業社会の言語である。この会計情報がどのように生成されるか,生成された会計情報をどのように解釈するか,それをどのように経営に活用するかを講義およびグループワークを通じて体験的に学ぶ。
会計情報は企業社会の言語である.本講義では,会計情報がどのように生成され,その情報をどのように解釈し,それをどのように企業経営に活かすことができるか,あるいは活かされているかについて学習する.
【講義の概要】
[1] 会計情報がどのように生成されるか?
簿記(仕訳~精算表),原価計算
[2] 生成された会計情報をどのように解釈するか?
財務分析(財務諸表,財務比率分析)
[3] 会計情報をどのように経営に活かすか?
コスト・マネジメント(ケース・スタディ)
【講義の形式】
講義で基礎的な事項を学習した後,ケース・スタディやレポートなどのグループワークを予定している.
【講義日程】
4月 12日 会計情報の役割
4月 19日 簿記①
4月 26日 簿記②
5月 10日 簿記③
5月 17日 財務諸表①
5月 24日 財務諸表②
5月 31日 財務諸表③
6月 7日 原価計算①
6月 14日 アナリストの仕事と会計情報(ゲストスピーカー)
6月 21日 原価計算②
6月 28日 コスト・マネジメント①
7月 5日 グループワーク発表
7月 12日 グループワーク発表
7月 19日 コスト・マネジメント②
7月 26日 期末テスト
講義の都度,プリントを配布する.
参考書として,以下の2冊をあげておく.
[1] 蜂谷豊彦・中村博之『企業経営の財務と会計』朝倉書店.
[2] 伊藤邦雄『ゼミナール現代会計入門』日本経済新聞社.
【推奨科目】
経営管理論、経営財務
レポート(グループワークおよびケース・スタディ)50%,期末試験40%,授業への貢献(積極的参加)10%.
【履修上の注意】
授業時間中に演習を行うため,電卓を持参すること.