Ⅰ マネジメントにおける様々な問題の解決に向けた工学的アプローチとして,統計的手法を用いたデータ解析に関する基礎的知識を修得させることを目的とする。
Ⅱ 基本統計量,統計的推定(点推定,区間推定),統計的検定(χ2検定,t検定,分散分析),その他
本講義では,マネジメントにおける様々な問題の解決に向けた工学的アプローチとして,統計的手法を用いたデータ解析に関する基礎的知識を修得させることを目的とする。
【講義の概要】
確率論の基礎から統計量の分布について復習した後,統計的推定(点推定,区間推定),統計的検定(χ2検定,t検定,分散分析)についての説明を行う.
統計的モデリングへの基礎的知識として,統計的なものの考え方,統計的な判断枠組みの習得を目指し,統計数理の展開のみならず,その意味内容の解釈にも重点をおく.
その後,現実的な応用を目指して,相関分析と回帰分析,二つの処理の比較,二元表でまとめられる量的データなどに関するの分析法について具体例をまじえながら説明する.
【講義の形式】
講義と演習による.
テキスト:配布資料
参考書:[1]宮川雅巳著「統計技法」共立出版
[2]田口玄一編「確率・統計」日本規格協会
【推奨科目】
確率モデル
期末試験、演習レポート
履修上の注意
演習を通して、実際の解析能力を身につけること
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 10%
構造化・モデル化 50%
分析・評価・解析 10%
現実への適用・実装 20%
対外的発信 5%
継続的サイクル 5%