I 本科目はインダストリアル・エンジニアリング(IE)と総称される各種の技法に関する知識を,講義及び実験を通じて修得することを目的とする。
II IEについて,作業測定,ワーク・サンプリング,作業システム設計,ライン・バランシング,管理活動の効率化,その他。
本科目は、F.W. Taylor が近代的経営工学の始祖として科学的管理法(Scientific Management)と呼ばれる考え方、そしてそれ以降今日までに開発されてきたインダストリアル・エンジニアリング(IE)と称される技法を、講義、実験を通じて習得することを目的としている
1. 4/15(金)‐ガイダンス, IE 概論
2. 4/22(金)‐標準時間の設定:直接時間観測, フィルム分析(VTR)
3. 4/28(木)‐PTS 法:MTM, MOST, MODAPTS, その他
4. 5/6 (金)‐標準資料法:標準資料の作り方, 利用方法
5. 5/11(水)‐作業分析-動作分析:サーブリッグ, 微細動作分析
6. 5/20(金)‐作業改善:動作経済の原則, 作業改善の実施と効果の確認
7. 6/3 (金)‐習熟性工学:習熟モデルと利用法
8. 6/10(金)‐ワークサンプリングIワークサンプリングの計画と予備調査
9. 6/17(金)‐ワークサンプリングII:本調査とデータ解析
『第2部生産システムの設計』
10. 6/24(金)‐工程分析:工程図記号
11. 7/1 (金)‐工程編成:ライン・バランシング
12. 7/8 (金)‐工場レイアウト:SLP, CRAFT, その他
13. 7/15(金)‐生産設備の設定と評価:ハンド・シミュレーション
14. 7/22(金)‐経済性工学:設備投資に対する経済性評価
備考:
・8/9(火)工場見学(リコープリンティングシステムズ)
・5/27は振り替えのため、休講
講義・実験ではプリントを配布する。
プリント No.1~12
参考書等
[1]秋庭雅夫著『インダストリアル・エンジニアリング』日科技連出版,1978 年.
【推奨科目】
一般的な数学、統計の知識を身につけていることが望ましい。
(1) レポートについて
・グループで実験を行っても, レポートは原則として個人で提出.
・レポートは原則として次週の授業開始時に提出
・原則として遅延レポートは受け付けない
(2) クイズについて
・講義の内容に関連したクイズを毎回講義終了時に実施
・翌週の講義開始時に前回のクイズの解説
(3) 成績・単位について
・期末試験は行わない.
・レポート点60%, 出席点+クイズ40%.
・遅刻は出席の半分(いかなる理由にかかわらず, 名前を呼んだときにいなければ遅刻、
講義が終わった後に来たら実験に参加しても欠席)
実際に自分で手を動かしながら、同時に頭も動かし、IEの考え方を学んでください。
学科目標への貢献
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 10%
構造化・モデル化 20%
分析・評価・解 50%
現実への適用・実装 20%
対外的発信 %
継続的サイクル %