インダストリアル・エンジニアリング   Industrial Engineering

文字サイズ 

担当教員
伊藤 謙治  青木 洋貴  顧 秀珠 
使用教室
金5-8(西9-311)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:1.5
講義コード
6807
シラバス更新日
2012年3月26日
講義資料更新日
2012年3月27日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

I 本科目はインダストリアル・エンジニアリング(IE)と総称される各種の技法に関する知識を,講義及び実験を通じて修得することを目的とする。
II IEについて,作業測定,ワーク・サンプリング,作業システム設計,ライン・バランシング,管理活動の効率化,その他。

講義の目的

本科目は、F.W. Taylor が近代的経営工学の始祖として科学的管理法(Scientific Management)と呼ばれる考え方、そしてそれ以降今日までに開発されてきたインダストリアル・エンジニアリング(IE)と称される技法を、講義、実験を通じて習得することを目的としている

講義計画

1. 4/15(金)‐ガイダンス, IE 概論
2. 4/22(金)‐標準時間の設定:直接時間観測, フィルム分析(VTR)
3. 4/28(木)‐PTS 法:MTM, MOST, MODAPTS, その他
4. 5/6 (金)‐標準資料法:標準資料の作り方, 利用方法
5. 5/11(水)‐作業分析-動作分析:サーブリッグ, 微細動作分析
6. 5/20(金)‐作業改善:動作経済の原則, 作業改善の実施と効果の確認
7. 6/3 (金)‐習熟性工学:習熟モデルと利用法
8. 6/10(金)‐ワークサンプリングIワークサンプリングの計画と予備調査
9. 6/17(金)‐ワークサンプリングII:本調査とデータ解析

『第2部生産システムの設計』
10. 6/24(金)‐工程分析:工程図記号
11. 7/1 (金)‐工程編成:ライン・バランシング
12. 7/8 (金)‐工場レイアウト:SLP, CRAFT, その他
13. 7/15(金)‐生産設備の設定と評価:ハンド・シミュレーション
14. 7/22(金)‐経済性工学:設備投資に対する経済性評価

備考:
   ・8/9(火)工場見学(リコープリンティングシステムズ)
   ・5/27は振り替えのため、休講

教科書・参考書等

講義・実験ではプリントを配布する。
プリント No.1~12

参考書等
[1]秋庭雅夫著『インダストリアル・エンジニアリング』日科技連出版,1978 年.

関連科目・履修の条件等

【推奨科目】
一般的な数学、統計の知識を身につけていることが望ましい。

成績評価

(1) レポートについて
   ・グループで実験を行っても, レポートは原則として個人で提出.
   ・レポートは原則として次週の授業開始時に提出
   ・原則として遅延レポートは受け付けない
(2) クイズについて
   ・講義の内容に関連したクイズを毎回講義終了時に実施
   ・翌週の講義開始時に前回のクイズの解説
(3) 成績・単位について
   ・期末試験は行わない.
   ・レポート点60%, 出席点+クイズ40%.
   ・遅刻は出席の半分(いかなる理由にかかわらず, 名前を呼んだときにいなければ遅刻、
   講義が終わった後に来たら実験に参加しても欠席)

担当教員の一言

実際に自分で手を動かしながら、同時に頭も動かし、IEの考え方を学んでください。

その他

学科目標への貢献
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 10%
構造化・モデル化 20%
分析・評価・解 50%
現実への適用・実装 20%
対外的発信 %
継続的サイクル %

このページのトップへ