経営工学の歴史的展望を理解した上で、営業循環サイクルを円滑に回すためのプロセスと、その各プロセスで用いられる分析手法をQCDESの管理特性ごとに解説する。
具体的には、①経営工学とオペレーションズマネジメント、②経営工学の歴史:効率から効果的効率へ、③営業循環サイクルとキャッシュフロー、④品質マネジメント、⑤コストマネジメント、⑥生産マネジメント、⑦在庫マネジメント、⑧サプライチェーンマネジメント、⑨新商品開発マネジメント、⑩TOC(制約理論)、同時にわが国ものづくりの強み・弱みをわが国固有の文化の観点からの理解についても解説する。
1. 企業経営をオペレーションズマネジメントの立場から、興味・関心を持ってもらうこと。
2. 持続的発展を維持するための営業循環サイクルを回すために、経営システム工学科で今後学ぶ
専門科目と企業経営との関連性を確認すること。
【講義の概要】
経営工学の歴史的展望を理解した上で、営業循環サイクルを円滑に回すためのプロセスと、
その各プロセスで用いられる分析手法をQCDESの管理特性ごとに解説する。具体的には、
①経営工学とオペレーションズマネジメント、②経営工学の歴史:効率から効果的効率へ、
③営業循環サイクルとキャッシュフロー、④品質マネジメント、⑤コストマネジメント、
⑥生産マネジメント、⑦在庫マネジメント、⑧サプライチェーンマネジメント、⑨新商品開発マネジメント、
⑩TOC(制約理論)、同時にわが国ものづくりの強み・弱みをわが国固有の文化の観点からの理解について
も解説する。
【講義の形式】
講義が中心となるが,講義のなかで解説した概念・分析ツールを現実の(身近な)オペレーションズマネジメント上の
問題に適用してもらう予定である(これがリポートの課題となる).
【講 義 計 画】
回 講 義 内 容 テキスト・参考書 課 題
第1 回
4/14
ガイダンス
経営工学とOM(1) 1章
第2 回
4/21
経営工学とOM(2) 1章 OMを難しくしている要因とは
第3 回
4/28
経営工学の歴史(1) 2章
第4 回
5/12
経営工学の歴史(2) 2章 標準と改善
第5 回
5/19
営業循環サイクルとキャッシュフロー(1) 3章
第6 回
5/28
営業循環サイクルとキャッシュフロー(2) 3章 B/S,P/L,キャッシュフロー分析
第7 回
6/2
品質マネジメント 4章
第8 回
6/9
コストマネジメント 5章
第9 回
6/16
生産マネジメント 6章
第10 回
6/23
在庫マネジメント 7章
第11 回
6/30
サプライチェーンマネジメント 8章
第12 回
7/7
新商品開発マネジメント 9章
第13 回
7/14
TOC(制約理論)とわが国文化(1) 10章
第14 回
7/21
TOC(制約理論)とわが国文化(2) 10章 わが国ものづくりの強み・弱み
テキスト・参考書
基本的に、下記のテキストの内容に基づく. 各自購入することが望ましい.
[1] 圓川隆夫:「オペレーションズマネジメントの基礎-現代の経営工学-」朝倉書店(2009)
【推奨科目】
特になし
リポート 40%, 期末試験 60%
【履修上の注意】
毎回クイズと簡単なレポートは4~5回課す予定. 必ずA4の用紙を使うこと.
それ以外の制約はない.
学科目標への貢献
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 10 %
構造化・モデル化 10 %
分析・評価・解 20 %
現実への適用・実装 20 %
対外的発信 10 %
継続的サイクル 30 %