会計情報論   Accounting Information

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担当教員
永田 京子 
使用教室
木3-4(W935)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
6811
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 会計は企業社会の言語である。この会計情報がどのように生成されるか,生成された会計情報をどのように解釈するか,それをどのように経営に活用するかを講義およびグループワークを通じて体験的に学ぶ。
II 簿記,原価計算,原価管理,業績評価,利益計画,財務諸表,連結財務諸表

講義の目的

会計情報は企業社会の言語である.本講義では,会計情報がどのように生成され,その
情報をどのように解釈し,それをどのように企業経営に活かすことができるか,あるい
は活かされているかについて学習する.

講義計画

【講義の概要】
[1] 会計情報がどのように生成されるか?
簿記(仕訳~精算表),原価計算
[2] 生成された会計情報をどのように解釈するか?
財務諸表分析,監査
[3] 会計情報をどのように経営に活かすか?
コスト・マネジメント

【講義の形式】
講義で基礎的な事項を学習した後,ケース・スタディやレポートなどのグループワークを予定している.

【講義計画】
第1回 4月13日(月)
ガイダンス(会計情報の役割)
第2回 4月16日(木)
簿記① 勘定と取引要素
第3回 4月20日(月)
簿記② 仕訳と転記
第4回 4月23日(木)
財務諸表① 試算表~財務諸表の作成
第5回 4月27日(月)
財務諸表② 財務諸表の体系と構造
第6回 4月30日(木)
財務諸表③ 財務諸表分析、監査
第7回 5月7日(木)
原価計算① 工業簿記
第8回 5月11日(月)
財務諸表分析 グループワーク発表会

第9回 5月14日(木)
原価計算② 個別原価計算~部門別原価計算
第10回 5月18日(月)
原価計算③ 総合原価計算
第11回 5月21日(木)
コスト・マネジメント① 損益分岐点分析と直接原価計算
第12回 5月25日(月)
コスト・マネジメント② ABC/ABM
第13回 6月1日(月)
期末試験
第14回 6月4日(木)
ゲストスピーカーによる講演:アナリストの仕事と会計情報

教科書・参考書等

講義の都度,プリントを配布する.

参考書等
参考書として,以下の2冊をあげておく.
[1] 蜂谷豊彦・中村博之『企業経営の財務と会計』朝倉書店,2001.
[2] 伊藤邦雄『ゼミナール現代会計入門(第6 版)』日本経済新聞社,2006.

関連科目・履修の条件等

【推奨科目】
経営工学概論,経営財務

成績評価

グループワーク(レポート)およびケース・スタディ60%,期末試験30%,その他10%,

担当教員の一言

【履修上の注意】
・ 授業時間中に演習を行うため,電卓を持参すること.
・ グループワークやケーススタディが成績の半分以上を占めるため,継続的に出席して課題を提出し,一定の評価を得なければ単位を取得することができない.

その他

学科目標への貢献 
学科目標への貢献
(合計 100%)
社会的責任の自覚 10 %
構造化・モデル化 10 %
分析・評価・解 30 %
現実への適用・実装 30 %
対外的発信 10 %
継続的サイクル 10 %

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